【僕のヒーローアカデミア×歌い手】刺激的な日常が欲しい《2日目》 (ページ20)

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65話ページ20

｢まさか彼方さんとだなんて｣

｢俺もお前と戦いたくなんてない｣

とやる気のないそらると天月が来ると思っていた志麻

｢そうだ彼方さん
勝ったら1つ言うこと聞くとかどうです？
聞きたいことあったんすよ｣

｢へぇ
まぁいいよ
なら俺が勝ったら
言いたいことは分かるよな｣

｢前に言ってたことなら全力で勝ちに行く｣

｢俺も妹みたいなもんなんだ
それにまふのためでもある
俺はこれ以外に方法はないと思ってるから｣

｢お、賭け事かぁぁ！！
盛り上げてくれよな！
サポート科一ノ瀬彼方
ＶＳ
ヒーロー科月崎志麻
スタート！！！！｣

とプレゼント・マイクの声で試合がはじまる
志麻は開始と同時にそらるに突っ込んでいく

｢やっぱりそう来ると思った｣

とそらるが言うと先程天月に使った銃を志麻に向ける
志麻は器用に避けていくがずっと追ってくるそれに対処が出来なくなっていく

｢調整しててよかった
あいつの仇取りたいし｣

そう小さい声でそう言うそらる
志麻は面倒くさそうに打たれた場所に手をあてる

｢これホンマに個性弱なっとるやん
めんどいもんつくったな｣

｢まぁAの個性凄いからな
俺もこんなん使われたら嫌だな｣

｢まぁ関係ないけどな
俺の個性は身体強化
自分の体力と比例して強化されるねん｣

と目を真っ赤にさせている志麻
彼の筋肉は普段の3分の1程しか増えていないがそらるは驚いている

｢(Aの個性を使って極限まで弱くしてる
それなのに体力すごいんだな
計算外だな)｣

｢ありがとう彼方さん
久しぶりに全力だしたわ｣

と言う志麻の声とともにそらるは場外へと飛ばされた
車の衝撃を抑えるやつみたいなものを後ろに付けていたそらるだがそれでも衝撃は抑えきれず意識を失っている

｢一ノ瀬くん場外！
月崎くん3回戦進出！｣

という声とともに女子達の歓声が上がる
そらるはリカバリガールの元へ運ばれ
志麻は運ばれていくそらると共にリカバリガールの元へ行った