あいつらの為に自分を売った私を褒めてほしい【東京リベンジャーズ】

○第四十三話 ページ50

たけみっちサイド


マイキー君に言われた直後。
口から血が溢れた。
「ゲッホ、、、」
その場が騒然とした。
あれ、、、
何で血を吐いているんだ、、、？
違う！あのとき一虎君に刺されたんだ。
あまりにも普通で気づかなかったんだ！！
「殺れよマイキー。
お前が私を殺せば私の憎む奴とおんなじ人間。

でもまあ、いいんだもんな。
人を直ぐに傷つけるやつはそうなる運命だもんなぁ！！」
同じ感触が脇腹に起きた。
グサリと刺さるバタフライナイフ。


刺された、、、嘘だろ？
今回は深く入っていた。
死んでしまう！！！

Aサイド
「一虎ぁ。お前今日何回刺すんだよ、、、」
中々離さない。
その間にマイキーに蹴られる。
やべえ。これは、死ぬ。
バタリと膝を付く。
場地がマイキーを引き離す。
「てめっ！！！一虎ぁあ！！！」
「もう、、、いい、、、場地」
たけみっちと千冬が来る。
場地が抱き起こしてくれる。
「一虎も、来て、、、」
フラリとこちらに来る。
千冬が殴ろうと一虎に振りかぶるが静止をかける。
場地と一虎を全力で抱きしめる。
「聞いて、、、くれ、、、稀咲は敵だ。
私はっ！！トーマンを守りた、かっ、たんだ。
あれは、稀咲のじゃない。パーちんのだ。
それを知ってるんだよな？たけみっち。
お前がトーマン引っ張ってくれ」

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