検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:3,434 hit

14 って、ここのチームそんなに凄かったんですか?! ページ14

それから約一ヶ月が経った。
国広は学校から帰った後は射撃練習場に通わせてもらい、一ミリ程度であるが射撃の腕を上げていった。
それ以外には変化は―――

「よっ、国広!」
「要さん!」
「俺もいるよ…」
「僕もいるよ!」
「夏輝さん、勇星さん!って…何故ここに?」

いつも通わせてもらっている射撃練習所には二人はこない。
本当に時々だが、夏樹さんは来る…として。
そう思って首をかしげていると額にでこピンされた。

「いでっ」
「お馬鹿はん、もうすぐSGTやろうがっ★」
「あっ…!」

一番最初に要さんから学んだ事、サバゲーの大会。
(S)サバイバル(G)ゲーム(T)大会、略してSGTだ。
その大会、もっと言えばヒットトップ・ガン・コンテストは全国各地から選ばれたチームだけが参加可能な大会だ……。

「って、ここのチームそんなに凄かったのですか?!」
「…知らなかったの?」
「はぁ。ヒットガンは最低やて四人はいなければならへんどすえ」
「そうだ!だからこそ国広、お前を最初に誘ったんだ!」

それだけのため…
そ、そりゃあ…人数合わせは必要で…
命中率0.1の国広は…ただの…人数っ合わせで…!!最初がたまたま国広だっただけで…!
自問自答して悲しくなってくる。

「だが、今は仲間だ!」
「要さん…?」

『仲間』という言葉。
それはもう人数合わせではないということだろうか。

「…命中率0だろーが、如月君は仲間だよ」
「夏輝さん…!」

最初の言葉がなければ泣きながら喜んだであろう。
でも、夏輝さんらしい言い方だ。

「国広君、自信を持って…僕らと、デス・アライヴしいや戦おう。ね?」

そう三人が、笑顔を向けてくる…。
国広は…仲間、デス・アライヴの一員なんだ…!

「もちろんですっ!」

そう元気よく笑顔で返した。

15 あ、この子が新チームメンバー?→←13 ちゃんと休まなきゃ駄目ですよ!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.1/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:オリジナル , サバイバルゲーム , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紅蘭菜 - 優鬼さん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2015年9月26日 14時) (レス) id: 1a4c70b3d1 (このIDを非表示/違反報告)
優鬼 - 面白いです!まさか要さんが女とは…!続きが楽しみでしょうがないです♪更新頑張って下さい!! (2015年9月25日 18時) (レス) id: a91fcf304e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅蘭菜 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2015年9月22日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。