1 いや、どういう事ですかッ？！ ページ1
「この子、ボクらの新入りさんね！」
そう言われて知らぬ方に紹介された。
高校2年の俺、如月国広。
「えーと…どういうことで…？」
そんなこんなは一時間前に遡る。
〜一時間前〜
「ふーっ」
俺、如月国広はようやく親の承諾を得て一人暮らしをすることになった。
引っ越してきたのが月鬼荘。
少し古い感じのアパートで家賃も安い。
ダンボールも片付け終えて、隣の人に挨拶しようとしたはずが…
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
「はーい……あ！」
そう出てきたのは国広の頭二つ分くらい身長が下の…女、男…？
パーカーか何かを羽織り、フードを被っていて顔がよく見えない…
「ねぇ、キミ…サバゲーやらない？」
そう、少しフードの中から笑みを浮かべて性別不明のフードさんは言う。
「はぁ？」
「やろうよ〜」
「えっ、サバゲーって、えっ、やりませんしっ知りませんよっ…！」
「いーからいーからぁー！」
そんな言いあいしながら部屋へと勝手に誘導される。
そうして今に至る。
「いや、どういう事ですかッ？！」
「キミをボクらのサバゲーチームに入れるためです！」
「質問の答えになってないですよ！」
「ではようこそだってばよ！」
「いや、何を勝手に言ってるんですかって！」
ぐるぐるとツッコミにボケを繰り返す。
そんな中にもう一人の人が口を開く。
「その子…誰なのさ、かなたん」
そう、冷たい声が放たれる。
「え…と、あ、キミ名前は？」
「そっからなの…？」
そう、冷たい声でツッコミが入る。
「え、…まぁ、俺は如月国広、高2…です」
「ふーん。こんなひょろひょろした学生を俺らのチームに？」
学生って…？
「貴方方は…？」
そう問うと、彼らは自己紹介を始めた。
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紅蘭菜 - 優鬼さん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2015年9月26日 14時) (
レス) id: 1a4c70b3d1 (このIDを非表示/違反報告)
優鬼 - 面白いです！まさか要さんが女とは…！続きが楽しみでしょうがないです♪更新頑張って下さい！！ (2015年9月25日 18時) (レス) id: a91fcf304e (このIDを非表示/違反報告)
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