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「あら、おはよう」



「あー、おはようさん」





朝、寝不足な顔で近所のじじばばに挨拶をする。古い家が多いだけあって、年寄りばっかりだ。





「‥あ」





ゴミ袋を片手にちらりとあの大学生の部屋を見ると、同じく寝不足の顔をしたあいつが出て来た。片手にはゴミ袋、俺のよりは小さいけど。





「あ、おはようございます」



「‥おー、はよ」





目の下に隈がある、昨日のゲームか。結局何時間してたんだろう。





「‥あ、おい」





すれ違い様、俺は自分が名乗っていないのを思い出した。呼びかけると、そいつはやはり眠たいのかゆっくりと振り返る。





「俺、名前言ってなかった」



「‥ああ、名前」





話し方もゆったりとしていて、やっぱり眠いんだなぁっていうのが嫌でもわかる。



そんな様子に少し笑ってしまいながらも、ぽりぽりと頭を掻いた。





「大澤、大澤A」





じゃ、と、名前だけ名乗って部屋い戻った。その1週間後くらいに俺のゲーム音が隣に聞こえて至が俺の部屋に駆け込んできたのは、もう少し先の話。





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ねこみや(プロフ) - 至さんが年下というものをあまり拝見しないのでとても新鮮でした。至さんの甘え方が夢主の三十路感がとても可愛かったです。素敵な物語にで合わせていただきありがとうございました! (2017年9月23日 20時) (レス) id: 5117657639 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:( 。∀ ゚) | 作成日時:2017年9月18日 15時

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