【銀魂】夢幻帳〜短篇集〜

　続き？・R17注意 ページ39

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　晋助はAを床に横たえさせると、自身の服を脱ぎ去った。すっかり息の上がった彼女を組み敷き、身に着けていたもの全てを下に放り投げると
「シンスケ」
　先程の挿れる案件の事か。神威が咎めれば舌打ちした晋助は退いた。
　神威は性急に衣服を脱ぎ捨てるとAを組み敷く。


　淡く色づいた自分の髪が視界に入った。
　いつもよりずっと性急に求められていると分かる。
既に熱く硬いものが太腿に当たり、時折擦り付けられる。
「っ！」
　胸のふくらみを揉みしだかれ、薄桃色の先端に舌を這わされる。思わず首を仰け反らせると、そこに晋助の唇が押し当てられた。チリ…、と微かな痛みを感じ、痕が残されたのだと知る。
「見え、ちゃいます...っ」
「見せつけてやりゃあいいじゃねェか」
獰猛な光を宿した翡翠色の瞳に射竦められる。
　こちらも忘れるなと言う様に、隅々まで食べ尽くされるかの如く熱い掌が腰を辿る。そして内腿を撫で上げたかと思うと、すっかり濡れた入り口をぐるりとなぞられた。


　今すぐにでもめちゃくちゃに穿ちたい衝動が、何度も波のように押し寄せる。中心はすでにずくずくと痛いほど滾り、早く早くと先走りを垂らしていた。
　しかし、彼女に無理をさせるわけにはいかない。既に飛散した欠片のような理性をなんとか掻き集める。
「指、挿れるヨ」
つぷり、と入り口に埋めると既に溢れるほどに濡れそぼったそこは、貪欲に奥へと指を呑み込んでいった。
　挿れたい欲を気力でねじ伏せながら、知り尽くした好いところを執拗に攻める。
　彼女はひときわ高く啼くと、背をしならせがくがくと下肢を震わせた。そして、やがてくったりと床に身を沈めたのだ。
　……果てたばかりでは辛い。
そうわかっているのに、もはや寸秒も耐えられない。
　腰を浮かせるように太腿を押し開くと、欲望の切っ先を充てがう。
「......もう、いいよネ？」
　そのまま腰を押し付けると、少しの抵抗の後、ぬぷりと先端が呑み込まれた。


　晋助はその痴態ぶりを食い入る様に眺める。
　もう、限界だ。
　その乱戦に飛び入り参加した晋助はAと神威と共に激しい快楽の中、どこからが自分の躰なのか
わからぬほど溶け合って……互いに身を委ね合った。


　このまま決めなければ、永劫の快楽となるのか。
そう思う私は罪か。果たして＿＿＿＿＿＿＿＿_。

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