1.出会い ページ1
「ア...ア"ア"...ア?」
「い、いやだッ...!来ないで...!」
目の前に立ちはだかる気味の悪い生物、
生物と言えるのかわからないものが
私を人気のない通路の壁に追い詰める
私は小さい頃からこういう類のものが"見えて”いたからすっかり慣れた気でいた
でも今回のは違う こんな大きいのは初めて見た
二階建ての家程ある
そいつの手が私に伸びてきて あぁ、もう駄目だと悟り、涙でいっぱいの目をギュッと瞑った
瞬間
「アア"ア"ア"アア"...!!」
悲鳴が上がった 驚いて目を開ければ白い服の人があいつの腕を切り落としていた
恐怖からの解放にその場にへたり込む
そして宙に浮く感覚、、
口元が服で隠された人が私を抱えて走っていた
開けた所に出ると彼は止まって口を開いた
「高菜?」
「た、たかな...?」
意味が分からなくてオウム返ししてしまった
彼は私の顔を見たままピシッと固まっている
「ええと、ありがとうございます!ごめんなさい、重いですよね、下ろしてもらって大丈夫です」
「!...お、おかか」
おかか?意味はやはり分からないが彼は優しく私を地面におろしてくれた
「お、いたいた 無事だったか?」
「棘は相変わらず足速えーな」
私たちが逃げてきた方向から、3人と1体が追いかけてきた私の見間違いでなければさっき喋ったのは...パンダだ
「やあ、無事でよかった 君がA Aで合ってるかな?」
「!...は、はい そうですけど、、」
驚いた
目隠しをした人は私を知っているようだ
「突然で悪いけど今日から君は呪術高専に転校してもらうから」
「...え?」
「これは決定事項 ここにいるのは君と同級生になる1年生のみんな だから仲良くしてね〜」
「...」
ほんとに突然すぎて声も出なかった
目隠しの人はニコニコ笑っている 白い服の人はよろしくね〜とはにかみながら挨拶をしてくれたが、
ちょっと待って、呪術高専って聞いたことも無い 呪術って何?転校?なんでパンダ?そしてこの人達は何者?
「ま、説明は後にしよっか 取り敢えずAは家を出る準備してきてね〜」
これが彼らとの出会いでした
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笑明(プロフ) - ゆりあさん» ゆりあさんありがとうございます!!そう感じて頂けたのなら悔いはありません笑絶対狗巻先輩カップルはみんなの癒しになるな…という私の妄想でした笑続き楽しみにしていて下さい!! (2020年12月18日 6時) (レス) id: 6f452ca43a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 可愛いふたりが頭の中に浮かびました。大変な世界の中で、これからも2人には穏やかさを無くさないで欲しい!と思いました。幸せな気分になる作品でした。ありがとうございます。続編、楽しみにしております! (2020年12月17日 5時) (レス) id: 45a22d77c5 (このIDを非表示/違反報告)
笑明(プロフ) - 運命と出会ったさん» ありがとうございます!!そう言ってくださって本当嬉しいです!泣もっときゅんきゅんできるお話書けるように頑張りますね! (2020年11月6日 16時) (レス) id: 6f452ca43a (このIDを非表示/違反報告)
運命と出会った(プロフ) - めちゃめちゃきゅんときました!!!!面白い話をありがとうございます!!! (2020年11月5日 23時) (レス) id: c1611647f6 (このIDを非表示/違反報告)
笑明(プロフ) - 蘭さんありがとうございます!!何を言ったか是非想いを馳せてみてください...笑エネルギー貰ったのでもっと頑張って書きます!! (2020年10月19日 15時) (レス) id: 6f452ca43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みりよん | 作者ホームページ:http://https://mobile.twitter.com/Miriyon_red
作成日時:2020年5月23日 22時