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part6 ページ6
やっぱり平野先輩は菜子のことが好きなんだ。
前々から気づいていたけど直に言われてしまうとやっぱり悲しい。
紫「あ、なっちゃんには言わんといてな！恥ずかしいから」
なんて顔を真っ赤にさせて言う平野先輩はかわいい。
「大丈夫ですよ、言いません」
私はぎこちない笑顔でそう言った。
“すぐに諦めるなんて無理だな”
そう思った。
紫「ごめん、ちょっとトイレ行ってくるな」
私が頷くと平野先輩はトイレへ向かった。
平野先輩がいなくなってから
「また失恋か、、ダサいなー私、ははっ」
しかも相手は親友の菜子。
美人で頭も運動神経もいい菜子に
私なんて敵わないよな〜
そんなことを考えて、
涙が止まらなかった。
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作者名：ぽよちゃん | 作成日時：2015年10月24日 20時
