影の恋は偽りの愛【沖田総悟】

沖田総悟HAPPYBIRTHDAY ページ43

「おはよ」



「はよ」






総悟の部屋は遠いくせになぜかいつもばったり会う





一緒に歩きはしない
あいつは食堂に向かった



今日は朝ごはんいいや


そんな気分で縁側に寝そべる




「おい、A」


「なに十四郎、な 二と四郎」



「別のやつになってんじゃねぇかよ！！」




うるさいな
10が2になっただけだろーが細かいんだよいちいち




「で、なに」


「お前、今日が何の日だか忘れてんじゃねーだろうな」



わかってるわボケ総悟の誕生日だろ



「知ってんならいい」


「人のインサイドヘッドに入ってこないでもらえます？」



「私は悲しみ、、、って違うはボケ！」


朝からギャーギャーうるさいなぁもう



「ま、なんか言ってやれ。あいつ多分拗ねてやがるから」





なんかって言われても
プレゼント買いに行く暇もなかったんだもん





どうしたらいいのさ









「しけた顔してんな」


げ、、、


「総悟」




「あれ、いうことあるんじゃねぇの？俺に」




うぅ、その楽しそうな顔

わかっててやってんなこいつ




「この度はお誕生日おめでとうございます」




「どーも、でプレゼントは？」


「ない」



「じゃ、欲しいもんがあるから来い」



あっ、なんだ総悟にしては楽でいいなってそのときは思ってた

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