31.無茶苦茶 ページ31
「A俺を見ろよ」
なんでいつもみたいに
お前の黒い目に俺が映らない
なんで
「A」
何度読んでも答えてくれない。
そこから後はあまり覚えてない
気がつけば
一糸まとわぬ姿で
気を失うAがいた。
部屋のあちこちに無茶の跡が残る。
「やっちまった」
どんなに名前を呼んでもそいつは目を開けなくて、代わりに小さな息の音がする。
とりあえず、屯所に連れて帰らないと
「あーあ、ボロボロじゃねぇかィ」
あいつの着てた着物はもう着物の形を保ってないとても着れるような状態ではない
まぁいい
カーテンの布と俺のジャケットでなんとかしよう
こんなになるまでやってしまった自分が恐ろしい反面こんなになるまで男を掻き立てるAが恐ろしい。
俺の理性はどこに行きやがったのか
「A……悪かった」
たぶん
Aの瞳の中
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愛総(プロフ) - 琉貴さん» 大分古いですが笑っていただけたのなら何よりです!本当にコメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2015年7月27日 22時) (レス) id: ccfe5e1148 (このIDを非表示/違反報告)
琉貴(プロフ) - ドラゲナイで吹きましたw (2015年7月27日 19時) (レス) id: 12055e6034 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛総 | 作成日時:2015年2月18日 22時