影の恋は偽りの愛【沖田総悟】

1.真選組の影 ページ1

あなたは 、、、知っているだろうか



真選組に伝わる開かずの間の噂を




食堂の隣
一つの扉がある




そこは空き部屋なはずなのに時々中から女の声が聞こえ



それにつられた男は中で
人食い女に精魂尽きるまで遊ばれ最後は食われるそうな








幾度も妖怪退治という名目で勇敢な男たちが立ち向かうが






鍵のついていないはずの部屋の扉は開くことがない







開くことは





「おいぃいいいいい、開かずの、開かずの間ガァアアアアアアアアアだ、誰か誰か来てくれぇええ」



ない？



「うっせえな朝からなんでィ」







「お、沖田隊長！開かずの間が！空いてるんです！食われる！精魂尽きるまで遊ばれて食われる！これは、不吉な予兆です！何か起こる前触れです！この世の終わりだ！世界の終わりだ！まじでありえない！信じられない！ドラゲナイ！」






くだらねぇ
ついでに古い
中坊かおめぇらは







空いてるっつーことはあいつが帰ってきたんだな





「おい、Aみんなビビってやがるから早く挨拶しろィ」






何も見えない暗闇に声をかけていると




隊士達の痛い目線が体に突き刺さる




「沖田隊長！呪われますよ！」



1人の隊士が再び声を荒げたときその喉元には
ギラリと光るものが向けられていた




「真選組潜入捜査隊隊長 一条A



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で. . . . .だれがのろわれてるって？」

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