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*2 ページ4

ガチャン的な金属音がしてあいつが出かけた。

「行ってきますくらい言いやがれ」



別にそこまでおしゃべりな女だったわけでもないがここ最近はめっぽう会話が減ってきてる。



おはようやらお休みもない

原因は全て俺だが
朝は起きない夜は疲れて倒れこむまで寝かせない。




文句の1つでも言えばいいものを
蓄積してきたなんとなくわかるだろという共通認識が俺たちの間を広げてた



言葉で確認したことはそう多くはないが昔は確かに愛やら恋やら不確かな割には力強いものが俺とAの間には溢れてた、、、はず





『お前が好きだ。つーわけで今日から俺の彼女な』



強引だろうがなんだろうがあいつは喜んでたんだからいいんでィ


照れた顔やら馬鹿笑いしてる時の顔本気でキレた時の顔泣いた時の顔見てるだけで楽しかったのはいつまでだったか?


なんとなく同じ大学に行って
なんとなく俺の部屋にあいつのものが増えてきて
なんとなく2人で新しい部屋を借りて
なんとなく毎日体を求めあってる



「そーいや、最近はもっぱら笑った顔も泣いた顔も見てねぇなぁ」

しっかり見てたはずのキス顔ですら靄がかかって思い出せない。





そうか、これが終わるってこう言うことなのか








「いやだ」




自分の頭の悪さにもなれたかと思ったが底なしの馬鹿だったらしい。




終わりを感じてやっと自覚したらしい





「A、馬鹿女、俺はまだお前が好きだ」



1人
ベッドの中
俺とお前の匂い

その中に埋もれた一粒きっかり見つけてやった

*3→←最後の一粒



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 短編   
作品ジャンル:恋愛
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ミユ(プロフ) - パスワードを教えてほしいです! (2018年8月13日 1時) (レス) id: 9c5031f758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛総 | 作成日時:2017年8月18日 3時

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