5. 私の姉が天然過ぎる件について ページ5
「お。真白ー!おはよー!」
「え?何、彼女か真白!!」
「鬱陶しい」
おそらく兄と思われる男に絡まれてる真白は、私のクラスメイト。
申し遅れました、私の名前は土谷夕日。隣にいる高校生の姉は土屋恵巳。
「あ、えっと……日室、くん?」
「何、ねーちゃん知り合い?」
「同じクラスかも…?」
すごい偶然だと思いつつ、私は真白の兄をまじまじと見つめる。
「真白ちゃんこの子誰?彼女?それか__」
「殺すぞ」
「いや、まだ一文字目すら言ってない…」
第一印象はクソめんどくさそう。
少なくともねーちゃんとは関わらせたく無い。
「あの…、日室くん。おはようございます。」
「はっ!?へ、はい!おはよう!」
と、思ったのだけど天然なねーちゃんは自分から関わって行くタイプなんだよなぁ。
男子苦手なくせに。
てかコイツ、童…
「皆まで言うな、ホラ行くぞ」
「わっ…ちょっ真白!」
私の頭を鷲掴みし、学校へと引きずるように歩き出す。
相変わらず談笑している姉と、超テンパってる真白兄。
何か、新しくラブコメでも始まりそうなんだけど これ。
*****
「うわぁ、めっちゃ好き…」
「…?何がですか?」
「あ、え、う、い、いや、何でもないです」
猛スピードで恋に落ちたことを知っているのは 勿論、日室兄弟のみだった。
6. 僕のクラスメイトは例えようの無い馬鹿だ→←4. 俺は何が何でも卒業したい
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リナ@オリジナル小説垢(プロフ) - たて笛戦士味官パフェ大佐ーもう無理無理〜さん» コメントありがとうございます!めちゃくちゃ亀更新で申し訳ない…!少しずつですが更新していきます…! (2018年7月27日 15時) (レス) id: 0896679b96 (このIDを非表示/違反報告)
たて笛戦士味官パフェ大佐ーもう無理無理〜(プロフ) - はじめまして、ちゃんと小説書きで嬉しいです! 応援してます! 更新再開していただける日をお待ちしております! (2018年7月27日 13時) (レス) id: 35c93b046a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リナ@オリジナル小説垢 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2018年3月27日 19時