乃木坂46短編小説2

優秀な娘？ ページ10

A 「うん」

七瀬 「麻衣はAの味方やの？」

麻衣 「まぁ〜そうかな」

七瀬 「なんで？」

麻衣 「史緒里に同じ思いさせたから」

A 「えっ！」

麻衣 「私の場合は桃子と美波にずっと構っちゃ
って史緒里のこと全然見てあげられなか
ったから」

〇〇 「こんばんは」

ﾀｯﾀｯﾀｯ

A ｷﾞｭｯ

史緒里 「どうしたの？」

A 「さっきね」

かくかくしかじか

史緒里 「そっか〜」

A 「史緒里」

史緒里 「一旦座ろ、」

A 「うん」

史緒里 「ﾖｲｼｮ」ｷﾞｭｯ

A 「ﾋｯｸ」

史緒里 「泣いていいんだよ」

A 「なんでいつも私だけなのﾋｯｸ他の子は
遊んで勉強して楽しそうなのにﾋｯｸ
私は家帰ったら家事やってさくら達の
面倒見てﾋｯｸ寝かしつけたと思ったら起
きるしﾋｯｸやっと寝て勉強しようと思
ったらお母さん帰ってきて早く寝なって
ﾋｯｸなんで、それで点数低くなったら怒
るしﾋｯｸお母さん私のこと嫌いだからﾋｯｸ
それとも私ってお母さんはの子供じゃないの？
養子なの？それともさくらと連加だけ子供
で私は召使い？」


七瀬 「史緒里Aかしぃ」

史緒里 「行っておいで」

A 「いや」

史緒里 「ちょとだけ行っておいで、もし嫌にな
ったらすぐ来ていいから」

A 「分かった」

ゆっくりと七瀬の方に歩く

七瀬 ﾀｯﾀｯﾀｯ ｷﾞｭｯ

A ・・・

七瀬「Aがあんな思うとるの知らんかった
Aは養子でも召使いでもないの娘やか
らウチはAのことめっちゃ好きやのほ
んまにすまんな」泣 ｷﾞｭｯ

A 「もう謝らないで、その代わり一緒に
絵描いて(笑)」

七瀬「うん！明日2人で材料買いに行こっか！」

A 「うん！でもさくら達は？」

真夏 「私の家で預かるよ、真佑と理々杏、さく
らと蓮加大好きだから」

七瀬 「ありがとう〜助かる」

ｶﾞﾁｬ

桃子 「Aちゃん」

A 「起きちゃった、」

桃子 「史緒里ちゃんがいる」

史緒里 「今Aね大事なお話してるから
お姉ちゃんと寝ようか？」

桃子 「うん！」

史緒里が桃子のことを抱っこ

麻衣 「史緒里変わろか？Aと話したいで
しょ？」

史緒里 「話したいけどお母さんも大好きな七瀬 ちゃんと話したいでしょ？それに私の方が寝かしつけるの早いし」

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