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俺がアイツを守る ページ43

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左馬刻side






「で、守れんの?守れねぇの?」






どっちだと聞けば男は静かに守れると言った







「そうか」




俺は手を離した
やっと肩を解放されて男は安心した顔をしている






「もし、破った場合は気を付けろよ…
体に穴が開くと覚悟した方いいぜ」






そう言いながら男の腹に手でピストルを作ってバーンっとやると





「ひっ…」




「たくっ…みっともねぇな、冗談だ」








男は恐怖に怯えてパニクっている
俺は不敵な笑みを浮かべながら最終確認をしていく







「おい、聞け」






「っは、はい…」





「2度と貴方の彼女に近付きません、ほら言え」





そういえば男は驚いた顔をしている




「聞こえてねぇの?何回も俺様に言わせんじゃねぇよ」




けど、男は口を開かない




「おい、言えねぇの?
さっきと話が違うじゃねぇかよ」






と睨みを効かせれば男は渋々口を開いた





男はモゴモゴと小さい声で何を喋ってんのか分からねぇ





「なぁ、お前口ねぇの?」




と言うと男は




「あ、貴方はヤクザでしょ…」




はあ?





「Aを守れるんですか…」






「何を言うのかと思えばそんな事かよ」





それを言うと男はそんな事じゃないと怯えながら言ってきた



さっきまであんなに怯えてたくせにそう言う事言えんだ…





へぇと不敵な笑みを浮かべながら







「お前よりは絶対に守れる自信があるぜ」





「けど…」





「まずお前が守れてねぇくせに人によく言えるな」



そう言えば男は黙りだ





「ヤクザってのはな一度決めた事は死んでも守りきるんだよ、守れねぇならけじめをつけなきゃならねぇ」





「俺はお前なんかよりAを泣かせねぇし傷付けたりなんてしねぇよ」




「…」





「で、お前の話はこれで終わりか?」





「…は、はい」




「じゃあ、さっきの続き言えや」




早くしろと目で脅せば男は2度と貴方の彼女に近付きませんと言ってきた







「言えんじゃねぇか、今言ったこと破ったら俺はお前のことを一生許さねぇし後悔させてやるからな」




と脅せば男は恐怖が勝っているらしく涙目になりながら必死に首を振っている






「よし、じゃあお前は今すぐここから居なくなれ」





そう言えば男は走りながら逃げたいった







.

冷たい声と暖かい声→←最低な野郎



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赤の黒犬 - 最推しが左馬刻さんに変わりそうです。初心者の私でも左馬刻さんの良さを凄く感じられました。夢主も凄く弱い、強い訳でもなく、レアリティのある強さで、読んでいてとてもドキドキしました。 (2021年7月25日 2時) (レス) id: 9d793122f0 (このIDを非表示/違反報告)
白くま - 黒猫さん» 今更ではありますが続編作ったのでお暇な時に見てくださると凄く嬉しいです(*´ω`*)宜しくお願いします。此方こそ嬉しいコメント有難う御座いました!! (2019年12月12日 17時) (レス) id: b621973d2a (このIDを非表示/違反報告)
白くま - 黒猫さん» お返事遅くなってしまい本当すみませんでした。最後どういう風に終わりにしようか迷いに迷い色々迷走してたんですが最初みたいに同じ感じにすれば印象もつくしいいんじゃないかと思い、あぁいう終わり方になりました。そう言って下さると安心と嬉しさでいっぱいです! (2019年12月12日 17時) (レス) id: b621973d2a (このIDを非表示/違反報告)
白くま - 鈴松@お兄ちゃん財布落としてやんのばーかwさん» コメント有難う御座いました!! (2019年12月12日 17時) (レス) id: b621973d2a (このIDを非表示/違反報告)
白くま - 鈴松@お兄ちゃん財布落としてやんのばーかwさん» お返事遅くなってしまい本当すみませんでした。鈴松さんにドストライク決められて嬉しいです((笑、好きって言って下さり有難う御座います。今更ではありますが続編を作ったのでお暇な時に遊びに来てくださると大変嬉しいです。宜しくお願いします! (2019年12月12日 17時) (レス) id: b621973d2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白くま | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/osaru/  
作成日時:2019年4月28日 21時

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