親友に彼氏を寝取られた【碧棺左馬刻】

楽しい時間 ページ14

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『……えっと左馬刻さん？』





「何だよ、Aさん」





『うわっ…』





あまりにもの衝撃さにフォークを落としてしまった






「うわっ顔真っ赤、やべーなお前」




楽しそうに笑う左馬刻さん






『うっ…』



「んだよ、もうおしまいか」



『…うるさいです、左馬刻さん』




「くん呼びでいいんだぜ、Aさん」





と、悪い顔をしながら言ってくる左馬刻さん






『勘弁してください』




「はっ…俺をからかうなんざ、100年はえーんだよ」




『100年たっても、からかえなさそうです左馬刻さんの事』




「だろうな」




そう言いながらティラミスを頬張る左馬刻さん





『私はやっぱり左馬刻さんの方が呼びやすいです』




「君呼びは中々新鮮で俺様的には良かったけどな、また今度呼べや」




『えー…まぁ、気が向いたらで』




苦笑しながらアイスコーヒーを飲む





その後ケーキ全種を制覇したら自分が美味しかったなと思ったやつをもう一回持ってきた


左馬刻さんはマジかよって顔しながら見てきた







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「ちょっと、トイレ行ってくるわ」




『あっはい、分かりました』




左馬刻さんは席に立ち上がりトイレへと向かって行った






『おいし…』




一番美味しいなと思ったのは豆乳のケーキ


左馬刻さんもこれが一番美味しいと言ってくれた





何だかんだ左馬刻さんも食べていたしこのお店、気に入ってくれたならいいな…




左馬刻さんとはいつも居酒屋とかだからたまにはこういうお洒落なお店もいいなと思う






また左馬刻さんと一緒に行きたいなと思いながら豆乳ケーキを頬張る



次はどれ食べようかなと悩んでいると後ろから甲高い声で名前を呼ばれた




何だろうと思いながら振り返ってみると









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「わぁ〜A偶然だね、久しぶりぃ〜」








そこには元親友の美羽と元彼の透が居た





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