【wrwrd】元無能は愛されます？2 (ページ33)

今日:16 hit、昨日:14 hit、合計:142,014 hit

私と懐かしい幼馴染達？ページ33

？｢....？あ.時....れば.....？｣

何かを抗議し合う声が聞こえた。
酷く懐かしい声。

｢.....らっだ、ぁ？｣
重たい瞼を開くとそこには前の世界での関わりのある、懐かしい人が。

ら｢しの、覚えてるの？っ!!お、れっ、助けて、あげらんなく、って...!!皆で守るって、ちかった、のにっ。｣

私とは違うどこまでもある海の色をした瞳から大きな雫が零れた。

｢大丈夫、皆が守ってくれてたの...知ってるよ。ありがとう。｣

未だに泣いているらっだぁを軽く抱きしめる。
周りを見渡すと、ぴくとの他にも懐かしい人影が。

｢！みどりくん、きょーさん、レウさん、コンちゃん...！｣

そこに居たのは前の世界に住んでいた時に唯一の心の救いだった幼馴染達がいた。

みど｢しの！ﾖｶｯﾀ...俺達のこと覚えててっ..くれ、て...！｣

緑くんの綺麗なエメラルドグリーンの色の瞳から雫が零れる。

「覚えてる、ちゃんと、覚えてるよ？忘れたりしないから...。」

安心させるようにそっと頭を撫でた。
こんちゃんに頭を撫でていない方の手を掴まれる。

こん「ごめん、ごめ、ん...もう、絶対離さないっ、から...。」

あぁ、また迷惑かけちゃったのかな。

｢こんちゃん...そんなに謝らないで？私こそ絶対にもう離れないから。私はもう居なくならないよ。｣

緑くんを撫でていた手を離し、ぎゅっと強く、生存確認をするように抱きしめる。

きょ「っ、心配させんなよ！......よかった。」

後ろから怒鳴られたかと思ったらどうやら心配させてしまったみたい。

れう｢よかった、よかった....本当に、まだ生きててっ...！｣

れうさんの綺麗な鮮血の赤色の目からその色とは逆色の雫が流れ落ちる。
いつか、れうさんはこの色が嫌いって言ってたけど私は結構好きなんだよね...。

「うん、心配させてごめんね。もう、大丈夫だから。」

2人の目に溜まっている涙を優しく拭き取る。

｢「｢おかえり、しの！｣」｣

「ただいま！」

忘れるわけないよ、例え離れたとしても心の奥底にいた大好きな人達。

どうも、作者です((どうでもいい

スランプ入ってしばらく更新できなくてすみません！今日からまたできるかな？？とは思っております〜

はい、それだけです(´・ω・｀)