【wrwrd】元無能は愛されます？2

私は旅行する？別視点 ページ15

幹部達視点

｢皆を愛してる。だから皆の元にいたい。だから捧げる。それじゃだめなの？｣
オスマンの膝の上で小さくすわるしの。

os｢愛してるっていう感情にも種類があってね？ひとつは恋愛感情。特定の人を好きになること。愛すること。この場合は特定の人のことを考えると胸が苦しくなったりもやもやしたりする。もうひとつが家族関係としての感情。特定の人を大切に思ったり、その人が苦しんでたら助けてあげようって思うこと。しのはどっちの感情？｣
頭を撫でて落ち着かせるオスマン。

｢……分かんない。でも、パーティーの時に襲われた時は気持ち悪いって思った。けど、皆からそういうことをされても、気持ち悪いとは思わない。それに、お父さん達は私が何もしなくても1人で満足して知識とかは教えてくれなかったから分からないけど、皆からされる時は感じる？よ。皆だってあーゆーことされたら気持ちいい？私は皆のこと気持ちよくさせたいとは思う。あ、でも……これは違う。これは？好きって感情？好き……？｣
そう言い残してしのは寝てしまった。


os｢今の聞いてどう思う？｣

gu｢あまりよくは思わないな。｣

―――シーン――――

to｢夜も遅いし、寝るで。｣
トントンに続いて皆眠りついたのであった。

ただ、皆しののことで頭がいっぱいでたまに起きてはしののことを撫でに行ってたりする人もいたようだった。

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