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155. ページ6

降『信用していいのか?』

「ヒロはもう1人の弟みたいに大事に思ってるし、尊敬する先輩の大事な弟よ?
それに陣平やゼロ、貴方達が悲しむような未来にはさせないわ」


降『…そこまで言われてしまえば信用するしかないな。』


「てことで安心して。必ずゼロの元に連れ帰るから」


降『分かった。ヒロのことは任せる、僕達はヒロを保護したあとの対応に回る』


「分かった。それじゃあ、また後でね」


降『あぁ。ヒロのこと、頼んだよ』

「お姉さんに任せときなさいな」








てっきりどうやって情報を得たのかもっと詳しく聞かれるかと思ってたけど、ゼロもそれどころじゃないみたいだね。

ま、安心して欲しいね!私が陣平を悲しませるようなことするわけないじゃん?
ということで、急いで出る準備と保護するために必要な物も用意しないと!


直ぐにでも出れる準備が整ったところで、寝室の方へと寄る。
流石にもう眠ってるかな?






萩「ん…A…?」

「ごめん、起こした?」


萩「んや、まだギリ起きてた…」


「そう。悪いけど今からちょっと出てくる、用事が終わったら直ぐに帰ってくるから先に寝てて」

萩「…アブねぇとこじゃないよね?」


「大丈夫よ、人を送り届けるだけだから」

萩「ちゃんと帰ってきてよ、起きて待ってっから」

「ふふ、分かった。ただし、無理して起きてないで良いからね?んじゃ、行ってくる」

萩「ん、行ってらっしゃい」








寝室へと入ればモゾモゾと起き上がるのを見て、起こしてしまったのかと思えばまだ起きてはいたらしい。

ふにゃふにゃとした喋り方をしていたはずなのにちょっと出てくることを伝えれば、眠気が覚めたのかいつも通りの喋り方に戻った


それにしても危ないとこかって…察しが良すぎるのも考えものだねぇ

けど、結局のところあの場に居たのは同じ敵に噛み付く同志だけ、敵は居なかったわけだし。
人を迎えに行って送るだけ、ってことだもんね?

嘘では無いし本当の事とは言いきれない返しをすれば、起きて待ってるなんて言われてしまった。
仕方ない、本気出して巻きで終わらせて帰ってきてあげますか!


そう決め、無理はしないように伝えて額にキスを落として寝室を後にする。

荷物一式を手に車に乗り込むと、ヒロが呼び出しを受けた廃ビルへと車を飛ばす
一時間も前なら先回り出来るかもしれないし、出来るだけ早く着いときたいしね

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Ri - みんなの姉ちゃん強くて優しくてかっこよくて…最高です‼︎ (3月30日 20時) (レス) @page38 id: c14ce56baf (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あいしてるぅ (8月23日 20時) (レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ@前垢消えた(プロフ) - 神作品更新待ってますッッ (6月30日 5時) (レス) @page27 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2022年9月3日 16時

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