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154. ページ5

顔の力を全力で使ってくる研二くんはズルいと思う!!
あんな良い顔でお願いされたら断わりにくいじゃん?!

しかも、OKだしたら満面の笑みで抱きついてくるし…!
こーゆー時だけ弟属性を全面に出すんじゃありません!!


とりあえず落ち着かせて私もササッとシャワーでお風呂を済ませて戻れば、ソファに座って船を漕いでるんだけど…







「研二、ソファで寝ないの。寝るなら布団出すからもう少し頑張って」

萩「んん…寝るなら一緒がいい…」


「まだ片付け残ってるから先に寝てな?」

萩「ならベッドで待ってるから…」


「あ、一緒ってそういう?……分かった、先に入って寝てな。片付け終わったら行くから」

萩「分かった…」








一緒が良いって寝るタイミングのことかと思ったら、寝る場所の方の事だったらしい。

正直悩むけど、これだけ眠そうにしてたら変なこと出来ないでしょ。ってことで了承して見送ったけど大丈夫かな??

ま、それはこの後にしか分からないことだし、早く片付けと仕込みを終わらせないとね

そう思い、手早く終わらせていたところに私のとは別の端末、つまりヒロの端末にメールが届いたことを知らせる通知が来た。

濡れていた手を拭き、確認してみれば1時に今は廃ビルになっている場所の屋上に来いという呼び出しのメールだった。
しかも相手の名前はライ、赤井さんからだ。

これは間違いなくゼロが赤井さんを恨むキッカケになったヒロの事件…


今が23時すぎ…てことは、今から約2時間後ってことか。
それだけ時間があれば先回りして潜伏しておくことも出来る、か…

その前に連絡、かなぁ







降『こんな時間にどうした?急用じゃなければ』
「急用じゃなかったらこんな時間に連絡したりしないよ。」

降『…どんな用事なんだ?』


「今ヒロは何処にいる?」

降『なんでヒロの居場所を聞く?』

「ちょっとね、ヒロの安否を知りたい」

降『君は何を知っているんだ』

「ヒロは今から約2時間後の深夜に廃ビルの屋上に呼び出された。違う?」


降『…それをどこで知ったんだ』

「ちょっと気になることがあって裏技をちょっとね。それよりも今はヒロの安否でしょ」


降『……そうだな。
僕は居場所も呼び出された場所も知らないんだ。ただ、ヒロから呼び出されたこととNOCだとバレたことを伝えるメールが来た』


「それで捜索しようとしてたってわけね。状況は分かった、ヒロのことは私に任せてくれない?ちゃんと連れ帰るから」

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Ri - みんなの姉ちゃん強くて優しくてかっこよくて…最高です‼︎ (3月30日 20時) (レス) @page38 id: c14ce56baf (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あいしてるぅ (8月23日 20時) (レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ@前垢消えた(プロフ) - 神作品更新待ってますッッ (6月30日 5時) (レス) @page27 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2022年9月3日 16時

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