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ドS★7 ページ8
「ねぇ、さっきから笑ってばっかりだけど、読み終わったの？」
あ、全然進んでへん。
「読み終わってないです、すいませんっ！すぐ読みます。」
本当要領悪いわねってまた文句を言うAさん。
そんな時、電話がなった。
私が出るってAさんがとった。
「Smile探偵事務所です。えぇ、はい。あ、そういう仕事はお受けしませんので。申し訳ございません。」ガチャ
え、一方的にしゃべって一方的に切ったん！？
「あのAさん、お仕事の依頼じゃなかったんですか？」
「えぇ、まぁ。でも、私そういうの興味ないし、そんな気分じゃないから。」
やっぱり、この人は、気分次第なんや。
「どんな依頼だったんですか？」
「はぁ？あなたに関係ないでしょ。」
「え、でも一応助手ですから…」
「あ、あなたの立場的に助手っていうより私の執事とか遊び相手よ。」
さらっとそんなことを言う。
俺の立場ってそうなん？
俺、全く知らへんかったけど！
「え？そうなんですか！？」
「だから早く読めって言ってるじゃない！バカ！！」
あ、ほんまや！ちっちゃーく、しかも手書きで(笑)書いてある。
「よろしくね、忠義くん。」
あ、あかん！忠義くんとか…///
性格はおいといて、かなりの美女に忠義くんて呼ばれるのは…あかん！
普通やけど。いや、でも普通が嬉しい！
Aさんは、俺の動揺に気づいたんか、わざとらしく忠義くん呼びを連発。
ドSやな、ほんまに。
かわええから全然ええけど〜♪
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作者名：くるるん∞ | 作成日時：2015年12月17日 15時
