Strawflower (ページ36)

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｢ヌナ、どうするの？｣

急なこの状況はなんだろう

普段、業務的なことでさえも話すことがないハンソルくんと一緒にカフェに来ている

このカフェのチラシを見てから行きたいと思いカフェを覗いていたどころを、ハンソルくんが見て、ハンソルくんも行きたいと思っていたことから一緒に行くことになってしまった

メニューを見ているハンソルくんの顔は本当に年下かと疑うぐらいかっこいいのだけれど、寡黙なイメージで話しかけにくい様な感じがしていた

人懐っこいスングァンくんとはちょっと違っているが、2人はいつも息ぴったりであった

『ハンソルくんのオススメとかあるの？』

｢いや、ここ初めて来たから分からないや｣

中々会話が続かない

少し、緊張し始めてきた

｢ヌナ、これはどう？

大きいの食べたい｣

そう言ってハンソルくんが指さしたのは、一日100食限定の特大サイズのパフェであった

大人っぽいと勝手に思っていたけれど、子どもっぽい所もあるんだと少しかわいいなと思った

『うん。それにしよっか』

パフェが出てきてからのハンソルくんの目はキラキラと輝いていて本当に子どもみたいで可愛かった

マンネラインはみんな、守ってあげたくなるような可愛さを持っているのだと知った