虹の実捕獲依頼 １４７ ページ22
テ「はぁ！？アンタには頼んでないわよ！」
ティナさんが不満げに
声を荒げた時、後ろに居た
ディレクター(で、あってるはず…)さんが
ヨハネスさんを見て
デ「な、ＩＧＯ？！」
と、驚愕の声をあげた。
ヨ「いかにも。ＩＧＯ開発局食品開発局部長のヨハネスです」
デ「はぁ……撤収だ、ティナ」
テ「は！？なんで！？」
デ「国際グルメ機関ＩＧＯ。奴らが相手じゃ取材は無理だ」
テ「でも！！せっかくトリコがここに居るのに……！！」
首を振るディレクターさんに
不満げな顔で言い募るティナさんだったが
結局は他のスタッフさんに
引きずられるようにして
その場から去って行った。
ヨ「まったく……彼らにも困ったものだ」
腕組みをしながらため息を
つくヨハネスさん。
貴「ふふ、ヨハネスは相変わらず真面目ね」
そう言って笑うAさんに向かって
ヨハネスさんは深々とお辞儀をして
ヨ「お久しぶりです、A様。お元気そうで何よりです」
と言って僅かに微笑んだ。
一瞬ジェリーボーイさんの方を見て
複雑そうな顔をしたものの、
それは本当に一瞬で
瞬きをしたときには
いつも通りの表情に戻っていた。
ト「A？AってあのAか！？」
貴「そうだよ、トリコ。久しぶりだね」
驚いたような声をあげる
トリコさんに向かって、
Aさんはいつもより
砕けた口調でそう返した。
ト「マジか！スゲー久しぶりだな！元気そうで何よりだぜ」
貴「そっちこそ」
小「あの、お二人は一体どういう関係なんですか？」
親しげに話すAさんと
トリコさんの関係が気になった僕は、
二人の事を知っているらしい
ヨハネスさんにそう尋ねた。
すると、ヨハネスさんは
なんてことないように
ヨ「A様とトリコさんを含む美食四天王は、義理ではありますが“いとこ”です」
小「美食四天王のいとこ？！」
凄い人だとは思っていたが、
まさか美食四天王の
いとこだったなんて……
まさかの事実に驚いていると、
後ろの方でなにか重いものを
引きずっているような音がして
振り向くと、十夢さんが
他の人たちに指示を出して
シャクレノドンを運んでいる所だった。
僕が見ていることに気づいた
十夢さんは、
十「この後予定があるんでな！トリコに次もよろしくって言っといてくれ！」
と言ってサムズアップした後、
他の人たちと一緒に
市場の奥の方へと向かって行った。
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零 慈-ﾚｲ ｼﾞ-（元：零ｰﾚｲｰ）(プロフ) - 至宝の姫君シリーズ、最初から読ませてもらってるものです！めちゃくちゃ面白いなあ、と読み続けているうちに何時の間にか最新話まで読んでいました･･･。作者さんのペースで良いので、頑張ってくださいね！ (2020年12月8日 14時) (
レス) id: 7c94df9960 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜魅月(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます！長らく更新停止状態で申し訳ないです……自分の中で納得出来る文章が中々書けず止まっていますが、ちゃんと続きは書くつもりです！待ってます、面白い！というコメントを貰えるとモチベーションがあがるので良ければ今後もお願いします！ (2020年9月23日 1時) (レス) id: 51d274f54f (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年9月22日 0時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
魔夜魅月(プロフ) - 羽さん» コメントありがとうございます！返信が遅くなってしまってごめんなさい( ﾉД`)これからゆっくり書いていくつもりなので、よろしくお願いします(o^―^o) (2019年10月20日 22時) (レス) id: 24c3ac3236 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜魅月(プロフ) - ピースさん» コメントありがとうございます！返信がとても遅くなってしまってごめんなさい(´；ω；`)ｳｩｩだいぶ更新停止してしまいましたが、またゆっくり書いていくつもりなので良かったらよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年10月20日 22時) (レス) id: 24c3ac3236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔夜魅月 | 作成日時：2018年1月7日 20時
