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帰り道(コネシマ) ページ4

コネシマさんが社会人
夢主さんが高校生でっせ!




私の通う高校は地元から電車をかなり乗らないといけない…座れる時はまだマシなのだが、座れない時の方が多くていつも人が多い。
今日も人が多くて座れないし壁際でも無い。
そして、最悪なことにつり革も空いているところが見当たらない…最悪だ。
「お嬢ちゃん、大丈夫か?」
「あっ、大丈夫です…ってあれ?」
声のかけられた方をさっと見ると
「あれ?!Aやん!!大きくなったなー!!」
親戚のコネシマにぃだった。
「にぃこそ!いつこっちに戻って来たの!!」
「おぉ、最近戻ってきていつ挨拶しに行こうか考えてるとこやったわ!」
小さい頃、私はずーっとコネシマにぃの後を追ってあそんでいた。何するにも一緒でいて当然だったのだが、年が離れていたため年を追うごとにその距離も離れていった。
「あ、Aこっち来い」
コネシマにぃが急に空いていた方の手で私を引き寄せられると体がぴったりと引っ付いてコネシマにぃの柔軟剤か何かの匂いが一層強くなった。理解出来ずに硬直していると
「おーい、A?駅ついたで??…あ、もしかして引っ付いとんいややった?!コケるかなっと思って急にやってしもたすまんw」
子供っぽい笑い方と急な大人の対応から照れてしまってブンブンと横に首を降ることしか出来なかった。これから私はどんな目でコネシマにぃのことを見ればいいのだろう…





なんか、こんな小説をお気に入り登録してくれた方がいらっしゃったそうで…ほんとに恐れ多いですが、これからも精進していきます!

運動会(ゾム)→←シャンプー(鬱)


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設定タグ:○○の主役は我々だ! , 短編 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ネルコ | 作成日時:2017年5月20日 12時

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