夢での願いを【wrwrd!】 (ページ5)

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運動会（ゾム）ページ5

二人共高校生設定です

｢はーなんで、こんな時に…｣
みんなが放課後運動会の練習をしている時に自分はひとり教室で机に突っ伏していた。
本来ならば、競技の練習をするために私もあの中に参加しなければ行けないのだが…なんと、練習中に手首をひねってしまい競技に参加出来なくなった。外に行って応援をしなければならないのにそれも行く気になれず、先生に頼んで裏方の作業をしていた。
｢あーでも、競技に出れなくてもペアダンス出たかったなー｣
ペアダンスを好きな人と踊ると付き合えるというジンクスがあった。そんなもの信じるつもりもないけど好きな人とは踊ってみたかった…
その好きな人は同級生でゾムといって勉強もできる運動は何やらせてもできる…長所を言い出したらきりがない。
ふと、窓に近づくと小さいけどペアダンスの曲が流れてきた。何十回と練習のために聞いて耳に馴染みがある…なんとなくやるせなくて涙が出てきた…
｢ちょっとくらい…踊ってもいいよね…？｣
誰に聞いたのかは分からないけど聞きたくなってしまった。
馴染みのあるリズムに身を任せると練習よりも今うまく踊れた気がして誰かに見てもらいたくなったけど涙が止まらなくってきっとひどい顔だ…
｢綺麗や。｣
どこからか独り言のように聞こえたこえの方を向くとゾムがいた…今最も会いたくはなかった…
踊っていたダンスも辞めてくるりとゾム慌てて背を向けて話しかけた
｢どうしたの？ゾム？みんな練習してるからいかないと！｣
落ち込んでいるのを悟られないようになるべく明るく話しかけた
｢お前のクラスのやつに練習手怪我してるって聞いていてもたってもいられんかった｣
｢…なんでそう期待指すことばっかいうの…｣
自分が一番出せる小さな声で呟いた。聞こえないでほしい心の声
｢そんなん…好きに決まってるからやろ｣
｢え？｣
確かに聞こえたがびっくりしてゾムの方へ向く
とかなり近ずいてきて急に跪くと
｢A俺と一緒に踊ってくれますか？｣
｢はい…｣

自分はあくまでも落書きくらいの感覚で書いているのでほんとに色々なタイミングで出そうと思います～良ければコメント、評価、リクエスト頼んます！！