1話 ページ3
人々がにぎわう駅
私達は、今からホグワーツに向かおうとしている。
『レギュラス様、お荷物お運びいたします。』
レギュラス様のお荷物は重そうでしたのでお手伝いをしなければ。
レギュ｢大丈夫です。それに、Aも多いんですから、それ以上持てないと思います。｣
なんて、お優しいんだろう。
『かしこまりました。お気遣いありがとうございます。』
ヴァル｢レギュラス、A、いい？分かってるわよね？｣
奥様はシリウス様のことがあってからずっとこうだ。
『奥様、分かっております。レギュラス様は』
レギュ｢スリザリン…ですよね？｣
ヴァル｢そうよ。もしもほかの寮に入るようであれば…｣
レギュ｢母上。分かっておりますのでご安心ください。｣
ヴァル｢分かってるならいいのよ。｣
奥様はそう言うと、満足そうに歩き始めた。
あのことがあってから、ヒステリックになりがちだったが、今は機嫌が良さそうだ。
そういえば、
『旦那様』
言わなければいけない。
オリ｢なんだね、A｣
旦那様が私の方を見る。
旦那様のグレーがかった綺麗な目を見つめながら、
『レギュラス様は私がきちんとお守りいたします。』
忠誠を誓った。
一つ一つの言葉を噛みしめながら。
旦那様はさきほどよりもキリッとしたお顔で
オリ｢あぁ、任せた。｣
とおっしゃってくださいました。
腕時計をふと見ると、もうすぐで発車をしてしまう時間だった。
『そろそろ時間なので参りましょう。』
レギュ｢そうですね。それでは母様、父様言って参ります。｣
親｢｢ええ／あぁ｣｣
旦那様と奥様が見つめる中、
レギュラス様と私は列車へと急いだ。
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はてな(プロフ) - すごくおもしろいです！！ (2019年8月8日 10時) (
レス) id: 1be9f4a248 (このIDを非表示/違反報告)
れぼ(プロフ) - さらさん» ご指摘ありがとうございます。早急に直させていただきました！ (2019年6月9日 23時) (レス) id: 9181bf49b0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 33話の名前を夢主の名前で言ってますよ (2019年6月9日 15時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れぼ | 作成日時：2019年1月3日 0時
