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ま、いっか
やんわりって事にしとこ
虹「やんわりした閉じ込めって何だよ」
あーー、デスヨネーー!
引っかかりますよね、分かります…
……茶化したりからかったりして話逸らしてもいいけど、虹村さんって真面目に聞いてくれるからなぁ
つい話しちゃうんだよな
貴「えー…と、あは、やんわりではなかったかもしれませんけど…」
虹「きっかけは?」
貴「…虹村さん、私の仕事のことナッシュから聞いてたりします?」
虹「いいや」
貴「あー、じゃあ言いますけど…私、夜の仕事やってたんですよ」
虹「…キャバ嬢とか?」
貴「キャバっていうか…フーゾク……なんですけど、」
虹「……あー、なるほど。だからナッシュと知り合ったのか」
貴「そうです。で、高校出てから祥吾と連絡取ってなくて店で再会したんですよ。そしたら祥吾に無理やりホテルに連れて行かれて無茶されたんですけど」
虹「お、おう」
貴「やってる時に気失って目が覚めたらここの寝室にいたんです。で、それからここに閉じ込められました」
虹「で?」
貴「後から聞いたら、祥吾は私が好きで、店で働いてるの見て他の男にも同じことやってんのかと思ったら腹立ったって言ってました。だから閉じ込めたって」
虹「……拗らせてる…。アイツ殴ってきて良いか…」
貴「え、ダメです!私の恋人なんですから!」
虹「…お前さぁ、怖いとかなかったのかよ」
貴「そりゃあ怖かったですよ。理由は教えてくれないし、機嫌悪いと手加減してくれないし」
虹「じゃあ何で逃げたり助け求めたりしなかったんだ」
貴「あ、一回逃げました。暴力が嫌で。でも祥吾に見つかって連れ戻されて、手と足に枷つけられちゃって」
虹「なんかいきなりそれっぽくなってきたんだけど」
貴「後半は大分それっぽかったですよ?その後は無事にくっついて今こんな感じです」
虹「……謝罪とか、あったわけ?」
貴「なんかすごい謝られましたけど、私は謝られるの好きじゃないからもう良いよって許しました。そもそも好きだから許してたとこありますし」
虹「何つーか、……お前がすごい」
貴「そうです?」
虹「いくら好きでも限度ってあるだろ。そんな事されて許せるのがすげぇよ」
貴「……まあ、付き合い長いので」
虹「…つーか、こういう事やってアイツは捕まったりしねーの?」
貴「ああ、その事なら大丈夫です。監 禁罪はされた方が受け入れてたら罪にならないので」
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碧夜叉 - 清香さん» ヤンデレも良いですね!好きですよ! (2018年7月3日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - ミリイ(灰崎信者)さん» ミリイさんが安定で安心しました笑 可愛いと言ってもらえて嬉しいです! (2018年7月3日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 瑠羽さん» 大丈夫ですよッ!怖くないです…! (2018年7月3日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
清香 - もしやヤンデレ発動とか? (2018年7月2日 21時) (レス) id: cd0a855dc8 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 私の恩人みたいなキャラでもあるからどんな祥吾様でも愛してる (個人的に)なんか逆に可愛い (2018年7月2日 19時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2018年6月17日 1時