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虹村さんが祥吾の部下…?
それに驚きつつ、立ち話もなんだからとリビングに通す
…うそだ………
灰「…なに、虹村さんが俺の部下なのがそんなにショックなわけ?」
貴「いや、ショックっていうか…虹村さんて主将だったから上の立場の方がしっくりくるっていうか」
灰「あー、まあ分からなくもない」
虹「俺だって今の会社に最初から入社してたら上司だったんだよ」
貴「違うところに勤めてたんですか?」
虹「ああ。で、そこやめて新しく入ったものの…コイツと同じ部署で席も近いわ、挙げ句の果てにはコイツが上司だわ…」
貴「心中お察しします…」
灰「…何で俺が悪いみてぇになってんだよ」
貴「いや、だって…まあ…悪いわけじゃないけど…」
灰「つーか腹減った。飯出してくんね?」
貴「あ、虹村さんの衝撃でかすぎて忘れてた。ちょっと待ってて」
私は立ち上がり、キッチンで祥吾のご飯を温める
それにしても虹村さんが部下ねぇ
貴「はい」
灰「ありがと。いただきます」
貴「どうぞ。虹村さんは本当に良いんです?」
虹「ああ。だって悪いだろ?」
貴「虹村さんって事前に言われてたら作りましたよ」
虹「マジか」
灰「他の奴は嫌なのか?」
貴「……うーん、まあ、少しな」
灰「へえ、何で?」
貴「…そもそも知らない人が家にいるっていうのもあんまり好きじゃないんだよな」
灰「ふーん、じゃあ連れてくんのやめよ」
貴「全く知らない人だから!虹村さんは別‼」
灰「はいはい」
虹「……つーか、お前ら結局くっついたんだな」
貴「何やかんやありまして…今は無事にお付き合いしてます」
虹「…お付き合い?結婚してんじゃねーの?」
貴「は⁈」
虹「あれ?」
灰「虹村さん、アンタ何聞いてたんだよ⁈同棲してるっつったろ!」
虹「…………そうか、同棲だもんな。同棲って恋人がすんのか」
灰「いや、まあ必ずそう使われるわけじゃねーけど!でも結婚してたら結婚してるって言うわ!」
虹「それもそうだ」
貴「け、結婚はしてないですよ…」
虹「いや、何か距離感が夫婦っぽくて」
貴「まあ幼馴染で近くにいましたからね…それのせいじゃないですか?」
虹「…あー、まあ小6でやった奴らだもんな」
灰「ぶっ」
虹「中1だっけ?」
貴「お恥ずかしながら小6です」
虹「好奇心ってのは怖ぇな」
貴「ごもっともで」
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碧夜叉 - 清香さん» ヤンデレも良いですね!好きですよ! (2018年7月3日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - ミリイ(灰崎信者)さん» ミリイさんが安定で安心しました笑 可愛いと言ってもらえて嬉しいです! (2018年7月3日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 瑠羽さん» 大丈夫ですよッ!怖くないです…! (2018年7月3日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
清香 - もしやヤンデレ発動とか? (2018年7月2日 21時) (レス) id: cd0a855dc8 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 私の恩人みたいなキャラでもあるからどんな祥吾様でも愛してる (個人的に)なんか逆に可愛い (2018年7月2日 19時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2018年6月17日 1時