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悪い夢なんて一切見なくて、安心した
起きたら祥吾が私をきつく抱き締めていて、寝てるはずなのに抜け出せなかった
でも結局めちゃくちゃにやられたから身体は限界で、薬を飲んでも暫く咳き込んだりする羽目になった
咳き込んでいれば祥吾は半分寝ぼけながら私の背中をさすってくれた
………いつもの、私の知ってる祥吾を見れた気がしてかなり安心したのを覚えている
ねえ、祥吾
何でこんな事してるのか、お前は教えてくれないけど……
私はもう怒ってない
別にここにいても問題はない
祥吾がお母さんの方にも振り込んでくれてるって言うし、病院にもきちんと連れて行ってくれる
………働いていた時の方が酷い生活してる
灰「…A？ただいま」
貴「おかえり、祥吾」
灰「寝てると思ってた」
貴「朝と昼にいっぱい寝たから眠くない」
灰「そうか。……目の下のクマ、濃くなったか？」
貴「…そんな事ないよ」
灰「………眠れてないのか？」
貴「大丈夫、眠れてる。何でもない」
灰「…本当だろうな」
貴「本当。平気だから気にしないで」
灰「それなら…良いけど。じゃあ着替えてくる」
貴「うん」
祥吾は扉を閉めて着替えに行った
……大丈夫、眠れてるから
何でもないこんなの
祥吾が抱いてくれていれば私は眠れる
最近はあんまり抱かれないから眠れてないだけ
薬を飲もうにも祥吾にバレそうで使えないし
灰「A」
貴「ん？」
灰「ちょっとこっち来い」
貴「わ、あ、」
ぐい、と手を引っ張られ祥吾の胸に収まる
びっくりした…
貴「な、なに…どうしたの」
灰「…別に」
貴「あ…抱きたい？良いよ」
灰「そうじゃない」
貴「ええ…」
灰「なんで………」
貴「え？なに？」
灰「……何でもねぇ」
貴「も〜〜どうしたんだよ、会社で何かあった？」
灰「そういうわけじゃない」
貴「違うのか…」
灰「良いから、黙ってろ」
貴「…分かったよ」
大人しく抱き締められていたら、不意に祥吾が私の首筋を舐める
そして何故か噛み始めた
最初は甘噛みだったのに段々力が強くなってくる
ぶつ、と鈍い音が聞こえるくらいだ
貴「い、いたい゛、祥吾っ」
灰「……血ぃ出たな」
貴「当たり前だろ！あんなに強く噛んだらそりゃあ、ひっ、ぃ」
祥吾が血の滲んだ首筋を舐めた
びりびりと痛みが走る
貴「い゛た…ぁ゛」
灰「……」
貴「や゛、祥吾…ッ」
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碧夜叉 - 清香さん» ヤンデレも良いですね！好きですよ！ (2018年7月3日 8時) (
レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - ミリイ(灰崎信者)さん» ミリイさんが安定で安心しました笑 可愛いと言ってもらえて嬉しいです！ (2018年7月3日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 瑠羽さん» 大丈夫ですよッ！怖くないです…！ (2018年7月3日 8時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
清香 - もしやヤンデレ発動とか？ (2018年7月2日 21時) (レス) id: cd0a855dc8 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 私の恩人みたいなキャラでもあるからどんな祥吾様でも愛してる (個人的に)なんか逆に可愛い (2018年7月2日 19時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧夜叉 | 作成日時：2018年6月17日 1時
