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…………


貴「…ん、」


ぱちりと目を覚ます

私の顔を覗き込んでいるのは、誰…?


虹「Aさんっ」

貴「……しゅうぞ、くん…?」


………修造くんがどうしてここにいるの?

…嫌だわ、私ったら夢を見てるのね

夢に修造くんが出てくるなんて……

嬉しいやら恥ずかしいやら…

覚めてほしくないけれど、そろそろ起きないと祥吾に心配をかけてしまうわ

もう一度目を瞑って、この夢が覚めるのを待って…


虹「あ、おい、また寝るのかよ?具合悪いのか?」

灰「虹村さん、起こしていいぜ。そろそろ起きて薬飲む時間だから」

虹「おう。Aさん、起きろよ!薬飲まないといけないんだろ」

貴「………ゆめが…さめない…」

虹「は?」

灰「…姉ちゃん、寝ぼけてんなよ。目の前にいんの、本物の虹村さんだぜ」

貴「……ん…?」

虹「…寝ぼけてるAさん、可愛いな」

灰「重症すぎんだろ」


そんな会話が耳を撫でていくだけで頭に入ってこない

そして段々と頭が覚醒していく

あ……これ、夢じゃない…


貴「……修造、くん………?」

虹「起きた?」

貴「どうして…?仕事は…?」

虹「仕事終わり。今日はそのまま帰るつもりだったんだけど、灰崎が来てくれって言うから来た。もう大丈夫かよ?」

貴「……多少は…治ってきたけど…」

灰「…姉ちゃん、つらそうだったし結構具合悪かったから呼んでみた。寂しいかと思って」

貴「あ、ありがとう…」

虹「具合悪い上に脱水って…マジで気をつけてくれよ」

貴「ごめんなさい、これからきちんと水分を取るようにするわね」

灰「あ、虹村さんにスポドリ買ってきてもらったからあとでちゃんと飲めよ」

貴「あら…買ってきてくれたの?」

虹「灰崎が寝てるAさん放って外に出られないって言うからな。外にいたし、ついでだ」

貴「わざわざありがとう…あとで飲むわね」


そういうと、修造くんは満足気に笑った

……笑うと幼さが少しだけ顔を出して可愛いのよね


灰「姉ちゃん、食欲ある?」

貴「え?あ…あんまりないわ」

灰「…朝飯食った?」

貴「………ええ、薬を飲むために」

灰「…本当か?台所の物、触った形跡なかったけど」

貴「……朝から何も食べてないわ」

灰「はぁ…だと思った。あれだけ食後の薬を飯食わずに飲むなって言っただろうが」

貴「ご、ごめんなさい…でも結局吐いたから…」

虹「吐いたから良いってことでもねーよ…」

貴「修造くんまで…」

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碧夜叉 - ミリイ(灰崎信者)さん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年4月5日 5時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - マリイさん» ありがとうございます〜〜!!嬉しいです! (2019年4月5日 5時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 最高過ぎる碧夜叉さんの虹村さん (2019年4月3日 23時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 碧夜叉様の虹村さんカッコイイ 最高//// (2019年4月3日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2019年3月19日 1時

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