【ワールドトリガー】その男、平凡ではありません。【男主】

平凡…05 ページ7

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迅に、「一緒にいくか？」と聞かれたけどまだ会いたくないので断っておいた。

というか、今日は暇じゃないので断った。



諏訪隊と防衛任務なんだよな。

何故か結構諏訪隊とかぶる。


なんか諏訪隊に入れって言われてる感じがする。

………まあ、考えすぎかな。



そのあと俺は諏訪隊と合流して仕事し終わった後、イレギュラーゲートの原因のラッド駆除に駆り出された。


いや、あの、休ませて…


何て言う願いは受け入れられるわけがないので、しぶしぶ頑張ってラッドを駆除し終え、支部に帰ると迅がいた。



「ヤッホー、迅。」

「おう。あからさまに疲れてますオーラ出さなくていいから。」

「………。て言うか迅、あったんだね。」


俺の弟に。



「あー、うん。ラッド見つけたの遊真とメガネくんとレプリカ先生のお陰だな」


「……やっぱ会ったんだね。いつから知ってた？俺の弟だって。」


「けっこー最近だよ。あー、うんと、遊真が来るちょっと前。

もともと、なんか隠してるのは知ってたし、お前がここまでするほどの大事なやつなんて遠い親戚なわけないしな。」



「……バレバレかー。でも、遊真ボーダーに目、つけられてそうだけど…」

「うん、三輪あたりにばっちりっ」


そんな、キランって言う感じに言わなくても……


星飛んでる、うざい。



「まあ、遊真は黒トリガーだし、レプリカもいるなら遊真は負けないよ。」



太刀川とか、全体でこられたら無理だけど。



「でもまあいつかは刺客を寄越すだろうね。」

「その前に、迅が命令されると思うんだけど。」

「知ってる。でも、俺は遊真を捕まえたりしないよ。」


「………ていうか、連れてくる気満々だろ。」

「ばれた？」


いや、迅のしそうなことだよ。


「玉狛入んない？」とか言いそう。


「俺には視えてるからね、未来が。」



………はぁ。

少し不安だな。






………迅の少し前の過去、つまり遊真とあったときのを覗いたけど、やっぱり遊真は何も変わってなかった。



見た目も、性格も。

でも、強くなっていた。


父さんが死んだ後も、一人で。








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