10 人の不良達。３ (ページ7)

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Story 103 ページ7

松「り、凜華…？」

凜華「…zzz」

松「なんだ、寝言か…苦笑」

しばらく寝かせたままにしておくことに←

凜華「んん…ん…？あれ…？松倉くん…？」

松「あ、起きた？」

少しして起きる凜華

凜華「ごめん…私寝てたよね…？」

松「うんｗでもなんか起こせなくて…笑」

凜華「あぁ…ごめんね…苦笑」

松「ううん^^」

凜華「んぁ～っ！よく寝ちゃったかも…笑」

伸びをする

松「あの、さ…凜華ちゃんの彼氏って「海斗」だったよね？」

凜華「うん、そうだよ？なんで？笑」

松「さっき寝言で言ってたから…///笑」

凜華「え、やだ…///ち、ちなみになんて言ってた…？///」

松「…「海斗…好きだよ…」///」

凜華「うわ…///恥ずかしい…///笑」

松「僕…勘違いしそうになっちゃった…///」

凜華「へ？勘違い？」

松「うん…」

凜華「どういうこと？」

松倉海斗に向き合うように座り直す

松「なんでそんなに…無防備なの？」

凜華「え？」

松「…それ！///」

凜華の胸元を指さす

第３ボタンまで堂々と外す凜華は見えそうで見えない状態だった←

凜華「あっ///ごめんっ///」

慌てて手でシャツの首元をしめる

松「そんなんじゃ襲われちゃうよ？」

凜華「誰によｗ」

松「俺に。」

凜華「…ぇ…？」

突然一人称が変わったことに驚く

松「凜華。今危ないんだよ？分かってる？」

凜華「ちょちょっと待ってよ…松倉くんどうしたの？」

松「今さっき先生出てっていないし、出そうと思えばいつだって手ぇ出せるんだからね？」

凜華「わ、私が知ってる松倉くんは良い人だもん…そんなことしないよ…」

松「じゃあ良い人やめる。」

ガタッ

立ち上がって凜華の方へ向かう松倉海斗

凜華「え、あの…」

凜華も立ち上がって後ずさりする

松「それ追い詰められるパターンだけど。笑」

トンッ

言葉通り凜華の後ろには壁

凜華「あ…」

松「(ﾆﾔｯ」

凜華の顔の横に手をつく

凜華「ま、松倉く…」

松「あんまり男をなめちゃダメだよ？」

だんだんと顔を近づける

凜華「…っ…！」

危機を感じて覚悟を決め目を思い切り瞑る凜華

しかし少し経っても唇に触れるはずの感覚がない

凜華「…？…！」

恐る恐る目を開けると

海「何してんの？」

壁についている方の松倉海斗の腕を掴んで無表情の中にも怒った表情を浮かべる海斗

凜華「海斗…」

松「宮近くん…」

海「おかしいと思ったんだよ。かなり遅いから心配して来てみればこれ。」