10 人の不良達。３ (ページ32)

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Story 128 ページ32

穂花「え？」

優「俺は、穂花以外興味ねぇんだってば。」

穂花「…嘘つき…」

優「ほんとだっつーの。さっきは「腕痛い」とか嘘ついたけど今のはまじ。」

穂花の目に自分をうつす

優「もう１回言う。俺は、穂花以外に興味ある女いない。絶対。」

穂花「…うん…」

頷きはするものの腑に落ちない顔をする

優「…はぁ…じゃあ証明してやるよ！」

穂花「えっ？」

ヒョイッ

穂花「キャッ！」

穂花を担ぎ上げる

優「暴れんなよー。」

穂花「ちょっちょっと、優太！パンツ見える！///」←

優「お前のなんて誰も見ねぇよ！笑」

穂花「じゃあ重いからおろして！」

優「これで重かったら世の中大変だわｗ」

そのまま優太に連行される穂花←

着いた先は

ガラガラ

ガシャン

体育倉庫

穂花「ゆ、優太…？」

優「要するに安心したいんだろ？」

穂花「…安心…？」

優「あれ？違った？不安なんでしょ？俺が他のヤツに目移りしないか。」

穂花「…そうです…。」

優「だから消してやるよ。そんなの。」

チュッ

穂花を捕まえて荒くキスをする

穂花「んんっ…！ゆ、た…っ…ん…やだ…っ…///」

優「嫌？」

口を離して挑むような目と口調で聞く

穂花「…」

優「嫌なら俺のこと蹴っ飛ばしてでもここ出てけよ。」

穂花「…」

優「どうする？今ならまだ間に合うけど。」

穂花「…なんでよ…」

優「…え？」

穂花「優太なんか嫌い…っ…」

優「穂花ってほんと嘘つきだよな。」

穂花「嘘じゃない…っ…」

だんだんか細くなる穂花の声

優「じゃあなんで泣いてんだよ。嫌いなヤツフったんだから嬉しいはずだろ？」

穂花「…ムカつく…私ばっかり…」

優「「私ばっかり」？何が？」

穂花「私だけが…優太のこと好きみたい…っ…」

優「…んな訳ねぇだろ…」

穂花「そうじゃん！だって…！」

優「大丈夫だよ。普段から十分手ぇ出したくなってるから。」

穂花の言葉を遮る

穂花「…優太…」

驚いたような表情になる

優「んで？どうすんの？俺を置いてここ出てく？…それとも…」

穂花の耳に顔を近づける

優「このまま続き、スる？」(小声)

穂花「…！///」

満足そうに穂花を眺める優太

穂花「…優太？」

優「なんですか？」

穂花「…好き。」

優「俺も。」

チュッ

半ば食い気味で応えてキスを繰り返す

チュッ

リップ音がして離れる２人

優「ごめん、穂花。」

穂花「え？」

優「今から手ぇ出すわ。」

穂花「…良いよ…///」