10 人の不良達。３ (ページ31)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:162,641 hit

Story 127 ページ31

穂花「サキちゃんの言う通りだよ！///人前であんな…///」

優「あ、何？もっと深いのが良かった？笑」

穂花「違うわよ！///ばか！///」

ポカッ

優太の肩の辺りを殴る←

優「いって！いって！は？」←

穂花「もう良い！///帰る！///」

すたすたと歩き出す

優「ほのk…」

穂花「着いてこないでよ！」

一瞬振り返って言う

優「んなこと言ったって…帰る場所同じだし…苦笑」(小声)←

穂花の後ろ姿を見ながら呟く

優「…あ。(ﾆﾔｯ」

何やら何かを企んだ様子の優太

優「この辺最近不審者出るらしいよー！」

少し遠い穂花に言う

穂花「…！」

立ち止まる

優「そろそろ暗くなってきたし、危ないかもなー？あー、怖い怖い。」

そう言いながら穂花の隣を通り過ぎる

穂花「ゆっ優太！」

パシッ

優太の腕を両手で掴んで止める

穂花「ま、待ってよ…」

優「あれー？帰るんじゃないのー？早くしないと
変態が出歩く時間になっちゃうよー？俺は今日は自分ん家帰ろっかなー。」

穂花「…優太の意地悪！」

ふてくされた顔をする穂花

優「ちゃんと言ってくんないと分かりませんけど。」

穂花「…い…一緒に帰ってよ…」

優「最初っからそう言えよ。」

ポンポン

ぶっきらぼうに言って穂花の頭を撫でる

優「あ、でも…」

穂花「？」

優「さっき穂花に殴られたとこがまだ痛むんだよなー。」

穂花「え？」

優「あー痛ぇ…こりゃ捻挫かな？」

穂花「…ほ、ほんとに…？」

優「ほんとに。」

穂花「どどどどうしよう…病院…でもこの時間じゃ多分開いてない…」

１人であたふたし始める←

優「あれだな。穂花がキスしてくんないと治んないヤツだな。」

穂花「…へっ？」

優「ほら、してよ。早くっ」

穂花「まさか…初めからそのつもりで…！」

優「痛いなー。」←

穂花「…もうっ！///」

チュッ

軽くキスをする

優「治った。(ﾆｺｯ」

腕をぐるぐる回しながらニコニコする優太

穂花「ばかじゃないの…///」

優「ちょっとばかになんないと穂花俺にデレてくんないじゃん。笑」

穂花「意味分かんないです(´-ε-｀)」←

優「ま、いっかｗ帰ろ？」

パシッ

グイッ

穂花の手をとって歩き出す

穂花「何よ…ちょっと前までサキちゃんに目ぇくらんでたくせに…」

優「だからそれは…」

止まって振り返る

戻りかかった雰囲気が逆戻りする

穂花「…」

今度は優太と目を合わせようとしない

優「…ったく…何度言ったら分かんだよ。」