検索窓
今日:4 hit、昨日:20 hit、合計:34,562 hit

40話 ページ42

「ロシアさん、そろそろ降ろしてください…」

照れるベラルーシさんを可愛いなぁと眺めていたら、そんな声がした。
声の方を振り返ると、いつのまにか席についていたロシアさんが見えた。
ベラルーシさんはそれに気づくとすぐに隣に座り、求婚している。ロシアさん、怯えた顔。あの人でも怖いものあるんだ…
でも、さっきの声は?

「もう、ロシアさん!早く降ろしてくださいい…」
「だめー♪」

ロシアさんの頭を見ると、立ってたときはデカすぎて見えなかったけど、なんか帽子?を被ってるみたいだ…ってあれ、人だ!

「貴様、兄様から離れろ!」
「ロシアさんが勝手に僕を頭に乗せたんです!」
「コルコルコル…」

やぅぱりロシアさん怖い。よく分からないこと呟いてるし…
中国たちも怯え顔だけど、ウクライナさんは穏やかな笑顔…
この人も怖い。

「何だっていい、私の兄様を汚すな!」

ベラルーシさん、頭の上の人を手で払いのけた…!
ドスッ
ロシアさんの頭から落ちて来たのは、小柄な少年。

「あれ、どこも怪我してない…僕ってすごいのかも!いやいやそんなこと言っちゃダメだ」

一人でボケ&ツッコミしてる。

「ラトビアーーーー!!」
「ロシア、まじ怖いしー。ありえんしー。ポーランドルール発動でお前の首都がワルシャワになるしー!」

新たな声がした。

扉から入って来たのは、茶髪長髪の人と、金髪の女の子…?
だ、誰!

「あら、リトアニアちゃん、ポーちゃん、こんにちは。今日は新しい子がいるのよ〜。Aちゃんよ」

ウクライナさんがにこやかに挨拶。この状況でにこやかに挨拶するウクライナさん怖い。
というか、ロシアさん、ベラルーシさん、ウクライナさんそれぞれに怖い。

41話→←39話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まいまい | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年1月29日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。