三 ページ29
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『…真っ暗だ。』
誰もいない。信長は？恒興は？
俺はなんでこんなところにいるんだ。ふと、背に人の気配を感じ、振り向こうとした。
「振り向くな、進め。」
『信長…？』
確かに、信長の声だった。また、振り向こうとした。
そして、信長に振り向くな、と言われる。俺は真っ暗な闇を進みながら後ろを気にした。
『信長…だろ？』
「…」
答えなかった。振り向きたい、信長の顔がみたい。
『…俺、死んだのか？』
信長はそこで、足を止めたが俺の問いには答えなかった。
俺死んだんだな…多分。
『信長、俺まだ死にたくない。信長と一緒にいたいっ。』
信長に逆らい、俺は振り向いてしまった。そこにいたのは、体が腐り変わり果てた姿の人だった。
信長じゃない。
俺は後退りをして、ただ暗闇の中を走り続けた、途中まで追い掛けられたが、足音は止まった。
すぐ先に、大きな光が見えた。俺はそこに行く前立ち止まり後ろを見た。
さっきの人間が立っていた所には信長が立っていた。違う、ずっと信長だった。
俺はまた、戻った。泣いてる。信長の顔はよく見えなかったのに、信長の泣き顔なんて見たことないのにそう思って走って、走って信長に抱き着いた。
信長は俺を見て驚いていた。そのとき、俺が思った通り泣いてた。
最初から、行くなって言えばいいのに。
『信長。』
「阿呆、何故戻ってきた。」
『好きだから。』
俺と信長が立っていたところは穴が出来て、二人で落ちた。
「Aさん、また来てしまったんですか。」
だが、突然人が前に現れた。俺と信長の前に現れたのは、俺が一度死んだときに会った「蝶」という女性だった。
「貴方の肉体が壊れてしまう、Aさん。
自分の命を大切にしてください。
貴方は振り向いてしまった。本来ならば、黄泉へと進まなければなりませんが、今回だけ助けましょう。
上総介様とA様の愛を。」
『…ど、どうも。』
そう言われた直後。俺の気は途切れた。
＿＿＿＿＿＿＿＿
目が覚めた。
のそのそ、と体を起こした。すると、信長はぐうぅっと俺の体を抱き締めた。
『…の…ぶなが…？』
「阿…呆……っ。」
『また…泣いてんのか？…鬼の名が泣くぞ。』
「黙れ、二度と死に急ぐな。俺には貴様が必要だ。」
＿＿＿＿＿
意味深。意味不。
人はなぜ生きるのかという疑問が最近の悩みの人様リクエスト
「主くんの心臓やばめになって、倒れたら川で大怪我で信長様泣く…」
でした。ありがとうございました！
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らのみぃ*@元むいちゃこ - はい！全裸で待ってます！(((やめろ (2020年11月15日 22時) (
レス) id: bccfaf932b (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - むいちゃこさん» 返答遅れて申し訳ありません！！リクエスト了解致しました！時間かけるとは思いますが、気ままに待っていただけたら嬉しいです。 (2020年11月15日 1時) (レス) id: fe109e5f3f (このIDを非表示/違反報告)
らのみぃ*@元むいちゃこ - 肉の塊で吹きましたwww名前変えました！←どうでも良すぎて草 作者様にちょっとでも話しかけたかったなんて言えない、、、、。 (2020年10月15日 22時) (レス) id: eb7dbd103e (このIDを非表示/違反報告)
むいちゃこ - リクエストでーす！夢主くんの構ってちゃんと夢主くんのなんというか一日もうただひたすら信長に愛される的なのが見たいです！ (2020年10月9日 23時) (レス) id: eb7dbd103e (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣@変態(プロフ) - 猫好きさん» ありがとうございます笑 (2019年2月16日 11時) (レス) id: c160c5901c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大手裏剣
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oh19years/
作成日時：2018年7月29日 10時
