【BL】オシドリ夫婦。（仮)【外伝】【名前変換オリジナル】

一「誕生日」 ページ17

猫黒様リクエストです。
ありがとうございます！！
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何やら家臣どもが騒がしいので聞いてみた。

『何を騒いでいるんだ。』

「き、帰蝶様…！！じ、実は今日は殿の誕生日でして…。」

あー、サプライズ的な。ね。こんなうるさいんじゃあ信長気付くだろうけどね。

「あ、兄上！！それは私がやるので休んで下さい！」

あ、織田兄弟。信行殿頑張ってるねぇ。押されて渋々渡した信長はなんとも言えない顔をしていた。…やべ、面白いな。

『俺もなんかしてみるか。』

俺、前世は独身だから料理ぐらいできたぞ。お菓子とか自分で作って食べたし。(家庭女子)
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『痛っ…。またやっちまった。』

なんだ、この身体…得意だったはずが全くだ…。指、切りまくりだぞ…。

「大丈夫ですか！帰蝶様！！」

「の、信長様に報告しなくては…！！」

『いや、いいよ。これくらい。逆にアンタら責任問われるからやめといたほうがいい。』

そう言ってる間にもまた、サクッとやっちまった。

『うぎゃあああああ！！！！』

あー、これ料理終わったときには俺の指なくなってるかも。

「帰ィ蝶様アァァァ！！」

いや、すげえ呼び方。
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『っしゃ。できた。』

「こ、これはなんですか…帰蝶様…。」

ハンバーグって言っていいのか？ここで新たな歴史作っちゃっていいのか…！？

『……んんっ肉の塊！！』

流石にデミグラスソースとか作り方知らねえからトマトドロドロにしたのをぶっかけた。うん、味濃いな…コレ。あ、ワンチャン信長味は濃いほうが好きだったりするかも。

「先生ー！！今戻りましたー！」

『ん、ありがとう。』

よし、これで揃った。不味いと言うならもう作らん。
もう、夕方だし丁度いいな。

「え、コレ先生作ったんですか。すごいですね。ハンバ…。」

『肉の塊だ。』

「あ、ハイ。」

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