３３話．直接対決 ページ48
。
取り引きを終えたA達は
国王から貰った船に乗り込みＭ国から出て行く
友人「どーせなら観光して行きたかったな〜」
友人「そんなもんいつでも出来るやんけ」
大金も手に入れたし船も貰った
観光なんていつでも出来るし
ちっぽけなＭ国なんかよりもっと広い国に行ける
友人「A、どの国に逃げるの？」
「うーん、まだ決めてないんだよね」
取り引きも一応の復讐も終えたので
もうＷ国には用無し、国外逃亡するつもりだった
友人「もっと派手に復讐したかったわ」
友人「確かに！爆弾とか仕掛けたかった！」
堂々と乗り込んで爆弾をドカーン！！！
友人達が思い描いていた復讐劇は
ド派手なものだがアレはあくまでも仕事の一つ
コソコソしていても結局は迷惑をかけたのだ
「まぁ、今より強くなってまた復讐しようや」
国外逃亡して新しい住居先の国で
部下を増やし、勢力を上げてからリベンジする
それで良いじゃないかと友人達を宥めた時だった
友人「あ、A電話鳴ってるよ」
「ほんまや」
電話に出ると酷く焦った声色の友人が
早口で何か喚いているが、向こうの雑音が煩い
「そっちうるさ過ぎん？全く聞こえんで」
電話越しでガシャンガシャン喧しい
全く聞こえないのでスピーカーにすると
突如として向こう側から耳を劈く絶叫が聞こえた
友人「はぁ！？ちょっと何やってんの！？」
友人「今の叫び声やんな！？」
絶叫を聞いた友人達がわらわらと集まってくる
『せやから軍人達が乗り込んで』
重い銃声が２発鳴り響き、友人の声が消えた
次に聞こえてきたのは友人が倒れる音と
もう二度と聞く事はないと思っていたあの人の声
『A、聞こえとるか？』
「…聞こえてますよ、コネシマさん」
Ｗ国の軍人達が乗り込んできた、幹部も一緒に
コ『ちょっと話そうや、今どこに居るん？』
「Ｗ国の領土内です、すぐそっちに行くんで」
幹部には基地内に居てもらって
直接対決といこう、友人達と目を合わせて頷く
「だから待っててください、お話しましょう」
そう言って一方的に電話を終了させた
「全員武器を用意せぇ、派手にぶっ潰すで」
Aの言葉に全員が大きく返事をする
「(向こうも話をするつもりはないはず)」
きっとコネシマ達も本気で
潰しにかかってくるはずだ、手加減は必要ない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1926人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
巫 - どちらのエンディングも面白くて読むのがすごく楽しかったです！素敵な作品ありがとうございました！ (2022年9月1日 0時) (
レス) @page50 id: 8670c70d58 (このIDを非表示/違反報告)
❄️Snow moon🌙 - どっちのENDも好きでした！！本当に好きです！！面白かったです！！ (2022年8月21日 1時) (レス) @page50 id: 18d1ac959a (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - おもろ！！？？この話おもろ！！！！えぇ↑！？（高音）大好き！！（錯乱） (2021年5月27日 0時) (レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - 幹部ENDも復讐END、どちらも感想や思った感情は違いますが凄く好きです！ (2021年5月18日 7時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえんちゃん - 復讐エンド爽快で最高でした〜！！！ (2021年3月15日 1時) (レス) id: 9d4e0b3c60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年4月6日 16時
