６２話 ページ14
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男がワイシャツに手を掛けボタンを引きちぎる
ボタンがそこら辺に飛んで床をころがった
「ぎゃーーーっ！まじでやめろ！！！」
スカートだろうがお構い無しに足を振り上げ
ネックレスに触ろうとした男の急所を蹴り飛ばす
男は呻き声を上げて床へしゃがみ込んだ
国王「威勢の良い奴だ、押さえ付けろ」
国王の命令で床に伏せていた男が足を押さえる
「触んな！離せ！」
靴先で男を蹴るがビクともしないし離さない
その間にもう一人の男がネックレスに触れると
バチッ！と火花が散って顔を歪め手を引っ込める
国王「ほう、素晴らしい」
国王はニヤリと笑いAに近付くと
鋭い視線を無視して前髪を掴み引っ張り上げた
国王「この子供にそれ程の価値があるのか…」
「きもいねん、さっさと離れろハゲ」
未だじろじろと見てくる国王に嫌気がさし
暴言を吐くと前髪を掴まれたままビンタされた
え、痛いんやけど
何すんねんこのハゲ、ぶっ飛ばしたろか？
男に羽交い締めされているのでやり返す事が
出来ないが解放されたら絶対ぶっ飛ばすと決めた
国王「手で触れないなら他の物を使え」
やっと前髪から手を離しどこから出したのか
革手袋を男に渡してネックレスを取るよう言う
「せやから触んな言うとるやろ！！」
男はそんな怒号など全く耳に入れず
バチバチと火花が散るネックレスを奪い取った
チェーンが千切れたがどうでも良いらしい
国王「この二人をどこかへ運べ、もう要らん」
「なんやと！？おいハゲ！ネックレス返せ！」
騒ぎ暴れるが無駄な抵抗に終わり
銀髪男とAは部屋から追い出されてしまう
無理矢理運ばれた先は倉庫みたいな暗い部屋
雑に放られて頭や腰を床で強打したが
2人が立ち上がる前に扉が閉まり鍵がかけられた
「くっそ！おい開けろ！！」
扉を叩くが外に立っている男達はガン無視だ
？「ごめん、まさかこんな事になるなんて…」
「お前なぁ！！最初から護衛とかつけろや！」
銀髪男に掴み掛かるが無益な争いは
体力を削ぐだけだと考えて手を離し床に座り込む
「なぁ、何でネックレスのこと知っとんねん」
？「…あれは被検体001が持っていた物なんだ」
被検体001は不思議な能力を持っていて
ここの研究所で調査されていた生命体だと言う
「その001って小さい女の子だったりする？」
？「そう、やっぱり知ってたんだね」
銀髪男はため息をついた
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アイス！ - ゼロちゃんがかわいかった！(泣)ゼロちゃんとは絶対別れたくないよね (2020年10月11日 15時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
アイス！ - あ〜、、、ふしぎな話☆ (2020年10月11日 15時) (レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメント、そして応援ありがとうございます！！新作投稿に向けて頑張ります！！ (2020年3月20日 10時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
つきみうどん - 神作品すぎません？？占ツクめちゃめちゃ久しぶりにみた初めの作品がこれだったのでもう本当に泣きました。うん泣きました()これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月20日 0時) (レス) id: d84db328f6 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - がんばりますっ！ (2020年3月7日 11時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年3月1日 18時
