３７話 ページ38
．
「え、イケメンやん…」
マスクを剥ぎ取られた男を見てそう呟いた
隠されていた顔はかなり整っていて
推し達に引けを取らないほどのイケメンだった
男「ちっ、情報と違うじゃねぇかよ…」
男は舌打ちして立っているAを見上げる
グ「情報と違うとはどう言う事だ？」
男「…」
グルッペンが質問するが黙り込んでしまった
いや、そこまで言ったんなら最後まで言えや！
続き気になるやんけ！情報と違うって何がや！
男「お前、強いな」
「ありがとうございます」
男はAを見てニヤリと口角を上げる
ゾ「こいつ連れて帰ろか」
ト「そうやな、地下室行きや」
男はゾムに拘束されたまま無理矢理立たされて
A達と一緒に軍事基地へと帰って行った
グ「A」
「はい？」
グルッペンはAを呼び止める為、手を繋ぐ
グ「助かった、ありがとう」
Aが咄嗟にグルッペンの前に立たなければ
ナイフが直撃して今頃大変な騒ぎになっていた
「守るのが側近の役目ですから！」
Aの笑みが月明かりに照らされて眩しい
コ「誰やこいつぅ！」
大「ゾムのお友達かなんかぁ？」
大先生とコネシマは完璧に酔っていて
ゾムに捕まっている男をつついたりしていた
やめた方がええんちゃう？なんて思いながら
虎柄マスクがフラッシュバックして笑い始める
「その虎柄マスクずっと笑えますねwww」
実は咄嗟のことで緊張していたのだが
虎柄マスクがツボに入りずっと笑っていた
「(むしろ緊張がほぐれてよかったわ)」
笑わなかったらガチガチに固まって男の攻撃を
避けることが出来なかったかもしれない
この虎柄マスクに感謝しなきゃ
Aは今日の思い出として虎柄マスクと
襲撃してきたイケメンの写真を隠し撮りしておく
グ「言っただろう、Aは強い」
男の虎柄マスクを笑っているAを
見ていたトントンにグルッペンがそう言った
グ「信用してやってくれないか」
ト「強いことは認めるけど信用は出来ん」
急な襲撃にも適応できて笑いながら攻撃を避け
グルッペンを守り的確に相手の急所を突く
これが瞬時に出来てしまうのはかなり強い証拠
グ「何故だ？」
ト「あの男と繋がっとるかもしれん」
トントンは容易くAを信用しない
今回の件で強さは理解出来たが
まだAが味方かどうかわからない
頑なに認めないトントンに呆れ気味に笑った
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人間失格(プロフ) - 夢主のエッセエセの関西弁可愛い (2020年12月28日 5時) (
レス) id: d6350dd420 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーさん - この作品めちゃめちゃ好きです！２週目行ってきます！ (2020年8月2日 1時) (レス) id: caec64c12b (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメントありがとうございます！異世界ネタです笑のろま更新ですがこれからも頑張ります！！ (2020年2月9日 13時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - …ごめんなさい、ネックレスのところ、「異世界ネタか！？」って叫んでました。面白いです！更新ゆっくりでいいので、楽しみにしてます (2020年1月17日 7時) (レス) id: 05be0b6c74 (このIDを非表示/違反報告)
クロノス - いやー最高すぎませんかねぇ（めっちゃおもろいやん） (2020年1月11日 14時) (レス) id: 25a024680a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年1月8日 1時
