３６話 ページ37
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それがナイフだと認識するとAは声を上げ
狙われているのがグルッペンだと思い前に立った
「ナイフや！狙われてます！！」
グルッペンの盾となったAに
本物のナイフが飛んで来るが構わず素手で払う
「グルッペンさん頭下げて！！！」
グルッペンのネクタイを引っ張って屈ませ
地面に転がっていた比較的大きめの石を投げた
当たらずとも威嚇にはなると考えたわけだ
コントロールは完璧だが避けられてしまい
グルッペンを狙ってきた奴が路地裏から姿を現す
「ふははっ！」
姿を現した人物を見て思わず吹き出してしまった
そいつはプロレスラーが被ってそうな
虎柄の派手な覆面マスクを付けていたのである
「待って、腹痛いっ…！！」
いや、なんでそのマスクを選んだん？
わざと笑わせて力が入らないようにするため？
「センスがっ、センスがやばすぎるって…！！」
腹筋に悪い、やばい、笑いすぎて力が入らん！
Aは大爆笑しながらも何とか踏ん張り
そいつが次どんな動きをするか必死に考えるが
真面目にそいつを見れば見るほど面白くて無理
虎柄のマスクしか頭に入ってこない
「むりっ、無理や、ちょっ、そのマクスwww」
勘弁して、そのマスク今すぐ脱いで欲しい！！
「そのマスク脱いでもらっていいですかwwww」
これ以上はやめてくれ、笑いが止まらないって
ゲラゲラ笑っているとそいつが踏み込んで
飛び出し、一気にAとの距離を詰めてきた
「(急に本気でくるやんッ！！！)」
しかしマスクのセンスがやばいせいで
突っ込んできても緊迫感が湧かない、まじ笑う
笑いながらグルッペンを遠ざけ攻撃を避ける
Aは武器を一切持っておらず
虎柄マスクの攻撃を避けることしか出来ない
「センスやばすぎるやろ！！」
虎柄のマスクのせいで避けるもの一苦労
「てかお前誰やねん！！」
Aは距離が縮まったところで
虎柄マスクの股間を思い切り蹴飛ばした
「(あ、こいつ男や)」
虎柄マスクは地面に転がりゾムが取り押さえる
ちなみにコネシマと大先生は酒を嗜み
千鳥足なので今どんな状況すらも把握出来てない
エーミールとトントンはグルッペンの傍に居た
「あー、おもろ」
ゾムに取り押さえられている虎柄マスクを見て
どうやらツボに入ったらしくまた笑い始める
ゾ「ついでに顔、拝ませてもらおか」
ゾムが虎柄のマスクを勢い良く剥ぎ取った
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人間失格(プロフ) - 夢主のエッセエセの関西弁可愛い (2020年12月28日 5時) (
レス) id: d6350dd420 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーさん - この作品めちゃめちゃ好きです！２週目行ってきます！ (2020年8月2日 1時) (レス) id: caec64c12b (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメントありがとうございます！異世界ネタです笑のろま更新ですがこれからも頑張ります！！ (2020年2月9日 13時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - …ごめんなさい、ネックレスのところ、「異世界ネタか！？」って叫んでました。面白いです！更新ゆっくりでいいので、楽しみにしてます (2020年1月17日 7時) (レス) id: 05be0b6c74 (このIDを非表示/違反報告)
クロノス - いやー最高すぎませんかねぇ（めっちゃおもろいやん） (2020年1月11日 14時) (レス) id: 25a024680a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年1月8日 1時
