２６話 ページ27
．
「(先輩後輩は良いぞ！！)」
コネシマさんとショッピさんは広い運動場の
中心に居て今にも戦闘が始まりそうな雰囲気だ
2人ともカッコよすぎです！！
立ってるだけでカッコイイってずるない！？
少し離れたベンチの後ろにしゃがみ込んで
隠れるようにして2人の様子を伺う
「(これは戦う展開やで！！)」
ニヤニヤしながら見ているとショッピさんが
ナイフを取り出しコネシマさんに向けた
ちなみに私の視力はマサイ族並に良いので
例え距離が遠いとしても余裕で見えるのだ！！
これは戦うで！ナイフ出したから戦うで！！！
推し達の戦闘姿を生で見れるなんて幸せすぎる
スマホで動画撮影したいんやけど
本人達に許可取ってないからダメやろうな…
「(動画撮りたい！スマホに記録したい！)」
ポケットにあるスマホを取り出そうか
迷っているとショッピさんが急に振り向いた
隠れていたつもりの私と視線が合う
「やべっ」
思わずそう呟いて逃げようと背を向けた
「何しとんねん」
「うわっ！！！」
だが振り向いた先にはゾムさんが立っていて
逃げようとしている私に訝しげな視線を向ける
全く気付いてなかった！
いつから後ろに居たんですか！？
そんな言葉は出ず誤魔化す為に愛想笑いをした
ゾ「お前、2人の後追いかけてたやろ」
「え、まぁ…はい」
ゾムさんはいつから後ろに居たんだろう
結構前から居たなら下手な弁解は出来ない
「すいません、私ちょっと用事がありまして…」
ヘラヘラと笑いながら言いゾムさんの横を
通り過ぎようとするがそう簡単に行くはずもなく
ゾ「逃げんな、ちょっとお話しようや」
腕を力強く掴まれて私の逃亡は失敗に終わった
「いやぁ…用事が…」
ゾ「話してから用事済ませたらええやん」
いや、推しに論破されたんやけど
「じゃあ、お話って何ですか…？」
ゾ「何で2人の後追いかけてたん？」
私がゾムさんに腕を掴まれている間に
コネシマさんとショッピさんが近付いてくる
やばいやばい！2人も近付いてきてる！！
え！？何で！？何で2人近付いてきてんの！？
内心焦りまくっているとゾムさんに腕を引かれ
無理矢理ベンチに座らされ横にゾムさんが座った
ベンチに座ってもゾムさんは私の腕を離さない
ゾ「追いかける理由があったんやろ？」
「まぁ、はい」
2人の戦いを見たかったんや！
この話し方といい、私かなり疑われてるよね
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人間失格(プロフ) - 夢主のエッセエセの関西弁可愛い (2020年12月28日 5時) (
レス) id: d6350dd420 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーさん - この作品めちゃめちゃ好きです！２週目行ってきます！ (2020年8月2日 1時) (レス) id: caec64c12b (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメントありがとうございます！異世界ネタです笑のろま更新ですがこれからも頑張ります！！ (2020年2月9日 13時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - …ごめんなさい、ネックレスのところ、「異世界ネタか！？」って叫んでました。面白いです！更新ゆっくりでいいので、楽しみにしてます (2020年1月17日 7時) (レス) id: 05be0b6c74 (このIDを非表示/違反報告)
クロノス - いやー最高すぎませんかねぇ（めっちゃおもろいやん） (2020年1月11日 14時) (レス) id: 25a024680a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年1月8日 1時
