１８話 ページ19
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グ「狭いだろう？もっとこちらに寄ればいい」
「いえ！端っこのほうで大丈夫なんで！！」
髪を乾かし終えた後、グルッペンさんも
お風呂を済ませていざ就寝時間となったのだが
神よ！！何で推しと同じベッドなんだ！！！
冷静に考えて男の人と同じベッドで寝るとか
恋人でもない限り絶対しないことでしょ
恋人ではない、ましてや私の最推し
私にとって神様のような存在の人と
一緒に寝るなんて本当に今日が命日になる！！
これは尊い超えて私に対する試練ですか？
グ「そんなに端で寝ると落ちるだろう」
「落ちても大丈夫ですから！」
むしろ落ちて床で寝た方が楽なんですけどね！
「それでは、おやすみなさい！」
強引に話を終わらせ電気を消しベッドに寝転ぶ
グルッペンさんの方を見ないように
背を向けて顔を布団に押し付け目を瞑った
グルッペンさんの方を向くと尊死しそうなので
「(やばい、ドキドキして眠れんやんけ！)」
なんかいい匂いする、ベッドがいい匂いする
これじゃ眠る所か逆に目が冴えてきたぞ
なんとか寝なきゃ、私の心臓が耐えられない
目を瞑り羊を数え始めた時もぞもぞと
グルッペンさんが動いて私の頭を優しく撫でた
グ「お休み、A」
そう言いすぐ近くでグルッペンさんは横になる
至近距離で推しの声を聞き思わず口元を抑え
この言い表せない尊さを噛み締めた
良い声で、良い声で「お休み」って言われた！
名前まで呼ばれた、逆に眠れんやんかーー！！
頭を撫でられたで！？推しに頭を撫でられた！
発狂しそうになるのを堪えて布団を握りしめる
「(やばい！！やばいってーーーー！！！)」
どうしよう、発狂したい
また心臓が暴れ始めた、破裂しそうや
「(推しが尊い！！てかしんどい！！！)」
今日から毎日こんなので私大丈夫か！？
こんなに推しとの距離近くて大丈夫ですか！？
今まで画面の向こう側に居た推しが
急に目の前に居るという現実に耐えられません
でも！ここまで来たら！推しの寝顔を見たい！
どうせなら推しの寝顔を見て寝ようじゃないか
そう決めてゆっくりグルッペンさんの方を向く
まだ目が慣れてないのであんま見えないけど
どのくらいの距離に推しがいるのか確認の為に
布団から手を離し恐る恐る伸ばした
指先がギリかする程度の距離に居るだろうと
思っていたが案外近くに居た推しの体に触れる
「(あーー！推しに触ってしまった！！)」
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人間失格(プロフ) - 夢主のエッセエセの関西弁可愛い (2020年12月28日 5時) (
レス) id: d6350dd420 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーさん - この作品めちゃめちゃ好きです！２週目行ってきます！ (2020年8月2日 1時) (レス) id: caec64c12b (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメントありがとうございます！異世界ネタです笑のろま更新ですがこれからも頑張ります！！ (2020年2月9日 13時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - …ごめんなさい、ネックレスのところ、「異世界ネタか！？」って叫んでました。面白いです！更新ゆっくりでいいので、楽しみにしてます (2020年1月17日 7時) (レス) id: 05be0b6c74 (このIDを非表示/違反報告)
クロノス - いやー最高すぎませんかねぇ（めっちゃおもろいやん） (2020年1月11日 14時) (レス) id: 25a024680a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年1月8日 1時
