４１話．察する幹部達 ページ43
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グルッペンは既に動けるゾムと大先生を連れて書庫に到着
ついでに女幹部も途中から合流して
ドアノブを掴んで回し少し力を込めたらすぐに扉が開いた
ゾ「なんや、すぐ開くやん」
扉が開いたと同時に倒れかかってきた本棚を
片手で押さえながらグルッペン達に先に入室するよう促す
中は案外片付いており、そこにトントンともう一人
女幹部「A…」
平然と彼の隣にいるのはA
女幹部と目が合うと相変わらずの笑顔で軽く会釈をした
グ「２人で書庫の掃除をしていたのか？」
ト「せやで、これから荷物を運ぶところやったんや」
そんな時に大爆発、本棚が扉の方に倒れて閉じ込められた
トントンがそう説明している間にも
女幹部とAは互いを睨んでバチバチと火花を散らす
大「(なんかこの２人雰囲気があれやな…)」
大先生はどこか気怠げなトントンと
湿っぽくて艶やかな空気を纏うAを見て何かを察し
ゾ「(おおー、女同士の睨み合いは怖いなぁ)」
ゾムは静かに睨み合う女幹部とAを眺めていた
ト「大先生すまんな、通信機落として気付かんかったわ」
大「ええよええよ、しゃーないて」
嘘をついてる、そう思ったが深く追求せずに笑っておいた
グ「怪我がないなら良いんだ、引き続き頼むぞ」
ト「おう、心配かけてすまんかった」
トントンとAは一度頭を下げすぐ掃除に取り掛かる
無事だとわかり安堵したグルッペンは
その場を任せて現地で解散、背を向けて総統室に向かった
女幹部「…私も手伝います！」
ただ一人、女幹部だけは留まり２人の間に割って入る
ト「いや、でもあれやない？書類業務あるんちゃう？」
女幹部「それはもう終わったので大丈夫です！」
Aを気遣って視線を送るがにこりと微笑まれた
「それじゃあお言葉に甘えて手伝ってもらいましょうよ」
ト「え、そ、そう？」
この子は肝が据わってるな…
一応本命の恋人という称号持ちの女幹部が
駆け付けた挙句に手伝うというのにそれを受け入れるとは
逆にここで変に焦るとバレる恐れがあるから当然の反応か
ト「ほな俺はこれ運んでくるから誰か一緒に」
女幹部「じゃあここは２人で片付けておきますね！」
今から荷物を詰めたダンボールを運ぶついでに
Aを連れ出そうとしたがそんなこと許すはずもない
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餅野郎もち介 - 完結おめでとうございます！いつも楽しみに見てました！私個人としては、女幹部と夢主ちゃんとのバッチバチなド修羅場や、チーノさんとの絡みもとても好きでした！これからも応援していきたいです！本当に素晴らしい作品をありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ (2022年7月29日 21時) (
レス) @page49 id: 1580038392 (このIDを非表示/違反報告)
氷空 - 続いてコメント失礼します。続編が出るとしたら即見に来ますね！！ (2022年7月29日 14時) (レス) id: cd6e52358c (このIDを非表示/違反報告)
氷空 - 完結?おめでとうございます!いつも楽しみに見させていただいてました！トン氏と、夢主ちゃんの可愛いやり取り…めっちゃ好きです!女幹部も結構好きだったような?ｗ (2022年7月29日 14時) (レス) id: cd6e52358c (このIDを非表示/違反報告)
るか - 完結(？)おめでとうございます！！！！なんとなくさんの作品が大好きで、ほんとうに楽しみに読ませて頂きました。これからもご投稿心待ちにしていますので、また作品をつくってくださると嬉しいです(●︎´▽︎`●︎ (2022年3月30日 0時) (レス) @page49 id: 56081a8842 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - rieさん» コメントありがとうございます！身に余るお言葉を頂けてとても嬉しいです。このような作品を読んで貰えて本当に喜ばしい限りです…是非これからも宜しくお願いします。 (2022年3月26日 21時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
x他1人 | 作成日時：2021年4月29日 14時
