２２話．突然の密会 ページ24
．
「ありえねー、まじ急すぎるって」
親友「時間と場所指定してる、几帳面だねぇ」
自室でぎゃーぎゃー騒ぎながら
準備をしているのは今からトントンに会うため
なんとあの後渡された手紙には今日の日付けが
「そっちの都合良い日でって書いたけどさ？」
親友「さすがに今日は無いと思ってたよね〜」
場所だけでなく時間まで指定され
急げ急げと焦りながら何とか作戦を練っていた
「どうしよ、もっと距離縮めたいんだよね」
親友「またやっちゃうってのも有りじゃん？」
いや、それは勘弁して
「体がボロボロなるわ」
親友「そっかぁ、じゃあどうしよ…」
体を労りつつ距離を縮める良い方法はないのか
親友「やっばい、思い付かない」
「くそ〜、もう１回やるしかないの…！？」
それとなく良い雰囲気に持っていき
もう一度あの人と体を重ねるしかないのか！？
「あー！もう時間！」
親友「急げ急げ！！」
清楚っぽい服に身を包み
親友に応援されながら小走りで部屋を出ていく
「(今日は幹部いないよね！？)」
周囲をよく確認してから外に出て
指定された場所までパタパタと駆け足で向かった
「(あれ、まだ居ない)」
なんだ、慌てて損した
待ち合わせ場所にトントンの姿はなく
近くのベンチに腰掛けてしばらく休憩となった
「(よーし、今のうちに作戦を)」
考えようとしたときに前にタクシーが停止する
なんだなんだと顔を上げれば
窓が開いてそこからトントンが目元を覗かせた
ト「乗って」
「はい！」
すぐさま起立して中に乗り込む
ト「すまん、遅れてもうた」
「いえ、私も今着いたばかりでしたから」
最初は少し距離を置いて座り
目を合わせて話そうとトントンを見てすぐ驚いた
「それ、どうしたんですか！？」
トントンの片頬が赤く染まっている
ト「あー、これはな…」
目的地に向かっている最中に
女幹部と更に険悪になってしまったと伝えられた
ト「一般兵と新兵のトラブルで注意したんや」
一般兵と新兵とのトラブル？ってもしかして？
「…あの、それってもしかして」
その新兵の訓練着がボロボロにされたり？
ト「やっぱりAちゃんやったんやな」
「…はい、ご迷惑をお掛けしてすみませんっ」
深く頭を下げるが口元は吊り上がっていた
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餅野郎もち介 - 完結おめでとうございます！いつも楽しみに見てました！私個人としては、女幹部と夢主ちゃんとのバッチバチなド修羅場や、チーノさんとの絡みもとても好きでした！これからも応援していきたいです！本当に素晴らしい作品をありがとうございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ (2022年7月29日 21時) (
レス) @page49 id: 1580038392 (このIDを非表示/違反報告)
氷空 - 続いてコメント失礼します。続編が出るとしたら即見に来ますね！！ (2022年7月29日 14時) (レス) id: cd6e52358c (このIDを非表示/違反報告)
氷空 - 完結?おめでとうございます!いつも楽しみに見させていただいてました！トン氏と、夢主ちゃんの可愛いやり取り…めっちゃ好きです!女幹部も結構好きだったような?ｗ (2022年7月29日 14時) (レス) id: cd6e52358c (このIDを非表示/違反報告)
るか - 完結(？)おめでとうございます！！！！なんとなくさんの作品が大好きで、ほんとうに楽しみに読ませて頂きました。これからもご投稿心待ちにしていますので、また作品をつくってくださると嬉しいです(●︎´▽︎`●︎ (2022年3月30日 0時) (レス) @page49 id: 56081a8842 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - rieさん» コメントありがとうございます！身に余るお言葉を頂けてとても嬉しいです。このような作品を読んで貰えて本当に喜ばしい限りです…是非これからも宜しくお願いします。 (2022年3月26日 21時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
x他1人 | 作成日時：2021年4月29日 14時
