主を守る刃 ページ40
「なっ！？」
吹っ飛んでったポケモン達の方を見るとニャオニクスがポケモン達が衝突するのを抑えていた
あの子は…
見覚えのあるその子に近づく
「あなたカルムのニャオニクスよね？」
「ニャオ」
当たっているようだ
もしかしてとあたりを見渡すがカルムの姿はない
おそらく騒ぎを聞きつけてニャオニクスが止めに来たのだろう
「この子達を助けてくれてどうもありがとう！！助かったわ！！」
「ニャオ〜！！ニクス！！」
感謝を伝えるとどうってことないと言うように鳴き、3体を降ろすと戻っていった
またあとでお礼を言おうと決めニンフィアたちのもとへ戻る
「2人もありがとう」
「エルゥ！！」
「フィア！！」
擦り寄ってくる2人を撫でていると少年達がハッとしたようにまた文句を言い始めた
「お前俺達のポケモンに何するんだよ！！」
「そうよそうよ！！詫なさいよ！！」
「謝れよ！！」
「俺への謝罪として＿
＿そのポケモンをよこせ！！」
「は！？」
何を言っているんだろうかこの人！？
この子達を寄越せだなんて…！！
「誰があげるもんか！！この子達は私の大切な家族なんだから！！それに先に仕掛けてきたのはそっちじゃない！！」
「そんなの関係ない！！」
「いいから寄越せったら寄越しなさいよ！！」
「痛い目見る前に早く渡せ！！渡さないっていうんなら＿＿！？」ヒュンッ
何かを言いかけた少年達の首に何かが構えられた
少年の首には銀色に輝く尻尾、女の子の首には簡単に切れそうに見えるリボン、男の子の首には緑の刃があった
そう、私のポケモン達だ
「ヒッ！？」
「わぁー！？みんなストップストップ！！」
慌ててみんなを止めて引き離す
いつの間にかピカチュウとリオルがこちらに来ていたらしい
完全に怯えきっている少年達に声を掛けようとすると＿
『リース大会に出場する選手は会場に集まってください』
集合の放送が掛かってしまった
それを聞いた3人はポケモン達をボールに戻すと走って行ってしまった
声を掛けようと思ったのに…
仕方ないと心の中で呟く
2人をボールに戻すと私も会場へと向かった
・
・
・
・
会場に着くとたくさんの選手とたくさんの観客がいた
この景色、去年の開会式以来かも…
そんなことを思っていると司会者が出てきた
その司会者とは＿
『これよりリース大会を開催いたします！！司会は僕、カルムと＿』
『ユウキでお送りいたします』
ユウキとカルムだった
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夢マロ(プロフ) - 猫狗さん» wwwありがとうございます！！がんばります！！ (2022年12月20日 12時) (
レス) id: 701c9d818a (このIDを非表示/違反報告)
猫狗 - な”っっっ...めっちゃいいところでッ...((((とても面白いです！更新楽しみに待ってます！ (2022年12月19日 19時) (レス) @page40 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
夢マロ(プロフ) - 雪みかんさん» ありがとうございます！！カルムくん好きなんですよね〜！！ (2022年12月6日 14時) (レス) id: 701c9d818a (このIDを非表示/違反報告)
雪みかん - カルムくん登場するとは…！！めっちゃ好きです… (2022年12月4日 10時) (レス) @page35 id: b5c5dc5e77 (このIDを非表示/違反報告)
夢マロ(プロフ) - 蝶影さん» 確かにそうですね！？直させていただきます！！ (2022年9月15日 7時) (レス) id: 701c9d818a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢マロ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2022年8月5日 22時
