05_luz ページ7
雄英に着くと、沢山の人で賑わっていた。
一人だけ中学の制服を着ているからか、とても目立つ。
音楽をイヤホンに流しながら校内に入る。
校長室をノックする。
「・・・は〜い？」
「・・・・・・黒光 雫です」
「ああ、黒光くんか。入っていいよ！」
イヤホンを外す。
入ると、もう一人いた。
「・・・黒光くん、おはよう！」
「はい、おはようございます」
「この子は１年Ｂ組に行く男の子だよ！自己紹介しあってみて！」
「「え、めいちゃん？/雫！？」」
「え、知り合い・・・？・・・まあ、僕が聞きたいから自己紹介してみて！」
「俺は、香山 鳴です。「めいちゃん」がヒーロー名で、個性は「ロキ」。物間さんの推薦で来ました」
「僕は黒光 雫。ヒーロー名は「luz」。個性は「乙女解剖」で、轟さんの推薦です」
「じゃあ、雫、バイバイ」
「うん、めいちゃん、バイバイ」
ドアの向こうから声が聞こえる。
「ということで・・推薦・・・生・来・・・・・」
「「「「「おおおおおおおおお！！！！」」」」」
ドアが開く。
「黒光、入ってきていいぞ」
「・・・はい。」
「・・・え、かっこいい・・・」
「つよそー・・・・」
「え、雫！？」
「雫くん！？！？」
「優、真冬・・・？」
となりの教室でも健也と千良の叫ぶ声が聞こえた。
「黒光 雫です。轟さんの推薦です。」
「お前ら、黒光に質問でもしとけ。」
「はいはい！！アタシ、芦戸三奈！坂田と相川とはどんな関係？」
「友達。一緒に遊んでる」
「み、緑谷 出久です！黒光くんの個性はなんですか！？」
「乙女解剖です」
「坂田 優だよ！まあ、知ってるよね！焦凍と友達だったの！？」
「えーと、中学の先輩」
「終わったか？・・・二時限目は戦闘訓練だ。着替えとけ」
「雫、着替えよう」
「A、いいよ」
「�気��兇匹辰舛砲靴燭鵑澄�」
「�供�カッコいいよ」
「そうか、よかった。優も真冬も俺も�兇覆鵑澄�
真冬はライト○ーバーみたいなのを持ってて、優は眼鏡を掛けてて、Aは身長よりも大きい剣。
着替えて銃を持ってると男の人が話しかけてきた。
「それ、かっこいいな！黒光だっけ？・・・俺の名前は切島鋭児郎！よろしくな！」
「よろしく。かっこいいでしょ？」
「ああ！銃、触ってもいいか？」
「いいよ」
「私が〜〜〜来た！！！！！」
「「「「「「「「オールマイト！？」」」」」」」
あれがオールマイト・・・？
あんな風になってみたい・・・
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