【小説】ゴミのような、二個目の僕らの世界。【本編】

84.5_宮崎零【世界を救いたい】 ページ41

「みんな、集まってくれない？」

みんなをリビングに集める。

ちなみに監視カメラは
力で少し調節しながら
色々といじってもらい、
ハッキング済みである。
(前の映像を力で少し変えただけです。)

機械類を扱える子供も
ここにはいるんだよ。

僕らをゴミ扱いするならば
ゴミ箱はこの変な家より
牢獄とかの方が
よかったんじゃない？

「それでね？…」

▽▼割愛▼▽
中にはえぇ？と批判の声、
いいんじゃない？と
賛成の声があがる。

だがそんななか
オズがこんな発言をした

「そもそもさ、これは各部屋に伝えてまわればめんどくさいことしなくてよかったんじゃない？」

まわりからは「あ、たしかに。」
などと聞こえる。
ていうか今のゆうき君じゃなかった？
聞きまちがい？

「いや、それもなんかめんどくさかった。」

今日もなんだかんだ平常運転だね。

_僕はこれから大変なことになるのに
気付かずにそんな呑気なことを考えていた。_

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