【小説】ゴミのような、二個目の僕らの世界。【本編】

64_淡紅色紅【世界で消えたい】 ページ18

皆が皆を探りあってる。
でも、俺には皆いい人に見える。



怖い。





汗かいてベタベタになったしお風呂でも入ろうかな。
着替えを持って風呂場に行く。

あ、最近掃除してないな。
掃除しよう。


ｶﾞﾁｬ



「・・・零！！！」


零が風呂で倒れていた。

急いで湯船から抱き上げる。
どこに運ぼう・・・
とりあえず俺の部屋でいいか。



「・・・カイム・・・！！」
「・・・紅、どうした？」
「零が倒れた・・・少し手伝ってくれないか？」
「ああ、アタシは構わないよ」
「・・・ありがとう」


それからカイムに手伝ってもらって零に服を着せてもらった。

「・・・んっ・・・？」

「あ、零・・・！！」
「紅、様・・・？」


「・・・よかった・・・」
「紅、よかったな。アタシは戻るな」
「ああ。カイム、ありがとう」


・・・・・・・・・・・
カイムちゃんと零くんお借りしました。

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