闇深い家 ページ29
釘崎side
五条「ごめんねー急に。あの子の説明してないなって思って」
釘崎「どうせ思ってもないのによく言うわよ」
「ま、聞いてよ」椅子を出され座れば、あの子のことを話される。
五条「後で真希にも話しといて欲しいんだけど、あの子ちょーっと特殊だから気をつけてね」
釘崎「それだけ?そんなの報告書で見たけど」
五条「そうじゃなくて、あの子の眼だよ。
僕の眼のことは知ってるでしょ」
トントンと自分の眼を指さす五条先生。
悔しいけど絵になるわね…。
五条「あの家の呪霊の殆どはAに取り憑いてると言っても過言じゃないね」
釘崎「いやそれは身体でしょ?」
体内に居るのはあの時目撃したわよ、それにこちとら任務で1回会ってんだわ。
話が掴めずイライラしていると「違くて、詳しいことはまだなんだけどねー」とやっとまともな姿勢で話す気になった五条先生。
五条「詳しく言うと眼に宿ってる様なものなんだよね」
釘崎「はぁ?」
五条「僕の眼では、あの子の呪力を確認出来ないんだよね。なにかに妨害されて」
五条「呪霊の数、呪霊の階級。
それがちょーと不思議でね、全部1級に値するものなんだよねぇ」
五条「それを一般人が耐えれると思う?」
釘崎「無理に決まってるじゃない。死ぬわよ」
五条「そ、だからそこから導き出されるの1つなんだよね」
少し話の意図が掴めてきた。
そこから導き出される答えは
釘崎「呪力で目を守っている?」
そんなこと可能なの?
五条「そ、それが理解できないことなんだよね。
呪力は確かに護りにも回せる、でもそれができちゃってるんだよね」
そう言って1枚の写真が出される。
「これみて」って言われ、もう見てるわよと返すと何処にも違和感を感じない。
釘崎「普通の写真じゃない。
なんで幼い頃なのか知らないけど」
追加で家族の写真が出される。
異常がないように見えるけど…?
五条「分かる?目の色、黒色なの」
釘崎「だから?先祖からかもしれないじゃない」
五条「それがねぇ、皆日本人なんだよねぇ。
だからありえない。ねぇ釘崎、嫌がってないで現実見ろよ」
分かりたくなかった、彼女は一般家系で呪霊が見える存在で。
物心つく前にはもう
釘崎「_________?」
五条「そういうこと、だから気をつけてね。
僕でも分からないんだからさー」
五条「んじゃ僕はこれから任務だから、後はヨロシク!」
そう言って出ていった馬鹿目隠し。
とんだ爆弾落として行くなよ
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シア - 最新お願いします!! (2月4日 19時) (レス) id: 5afea0a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - 琥珀さん» コメントありがとうございます!わわっ、嬉しいお言葉…更新頑張ります! (12月9日 18時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 初コメ失礼します!この作品大好きです!応援してます! (12月8日 11時) (レス) @page23 id: 02b8c6d60a (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - あまさん» コメントありがとうございます!無理のない範囲で頑張ります!めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます! (12月3日 18時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
あま - お話の雰囲気すごい好きです!無理のない範囲で更新頑張ってください! (12月3日 18時) (レス) @page10 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜奈 | 作成日時:2023年11月30日 22時